米カリフォルニア、警官の銃乱用に市民が抗議(2012年07月26日 新華社)
米カリフォルニア州南部アナハイムでは4日間連続で、警官と住民が衝突する騒ぎが起きた。24日から25日早朝までに起こった衝突では、少なくとも6人が負傷し、24人が警察に連行された。
アナハイムでは今年、警官が関わった疑いのある発砲事件が相次ぎ発生し、少なくとも5人が死亡した。警官が職務を遂行する際に銃を乱用している疑いがあるとして、地元住民はこれに強く反発している。
米・カリフォルニア州で、警察が市民によるデモ隊を襲撃(2012/07/25(水曜) 20:21 イランラジオ)
アメリカ・カリフォルニア州アナハイム市で、警察が市民によるデモ隊を襲撃しました。
プレスTVの報道によりますと24日火曜、カリフォルニア州アナハイム市で、警察が空砲により、市民によるデモ隊を解散させようとした、ということです。
警察はさらに、デモ参加者らに催涙ガスを発射し、また少なくとも1名が警察に逮捕されました。
このデモ集会は、数百名が参加し、警察の暴力に抗議するためにアナハイム市議会庁舎の前で行われたものです。
21日土曜、25歳の若者1名が警察に殺害されたことを受け、アメリカでは警察の暴力に抗議する、今回のデモに類似した複数のデモが実施されています。
トム・テイト・アナハイム市長は、この25歳の若者の殺害に遺憾の意を表明し、この事件に関する独自調査の実施を求めました。
今年に入ってから、アナハイム市では警察の銃撃により少なくとも5名が死亡しています。