シリアの首都、安定を回復 (2012/07/25(水曜) 21:52 イランラジオ)
シリア軍が、武装した暴徒の攻撃を鎮圧し、首都ダマスカスは、ほぼ平穏を取り戻しています。
プレスTVによりますと、シリア軍は、24日火曜、ダマスカスで、武装した暴徒の攻撃に抵抗し、首都の多くの地域から、暴徒を追い出すことに成功しています。
シリア中部・ホムスでの衝突が収束し、この町が安定を取り戻したため、人々が自宅に帰っているということです。
シリア軍は、ダマスカスの多くの地域で、テロリストを掃討することに成功し、多数を殺害しました。
こうした中、シリア北部のアレッポでは、なおも政府軍と暴徒の衝突が続いており、暴徒は、アレッポにあるシリア軍の治安施設を攻撃しました。
アレッポでの政府軍と暴徒の衝突の後、政府軍は、多数の暴徒を包囲することに成功しました。
シリアのテロ攻撃の継続にもかかわらず、アメリカのクリントン国務長官は、24日、「アメリカ政府は、国連安保理でのシリア制裁決議案に対するロシアと中国の拒否権行使に対し、安保理の決定の枠外で、シリアの反体制派を支持するつもりだ」と語りました。
シリアでは、昨年3月から、アメリカ、カタール、サウジアラビア、トルコなどの外国の支援を受けたテログループが、各地で情勢不安を引き起こし、国民や政府軍を殺害しながら、暴力や混乱の責任をシリア政府になすりつけ、外国軍の介入の土台を整えようとしています。
一応、俺的な者は、米欧日、イラン、中露、どこの報道もマルッとは信じていない。
俺的には、国際的な政治不信でマスコミ不信な者なので、あしからず。
ただし、アフガンや、イラクや、リビアなどを見れば、
アサドの軍隊も、外国の支援を受けたテロリストも、もしくは、介入の機会をうかがう外国軍も、シリアの民主化を達成する事は出来ない。シリアの歴史を進める事も出来ない。
一方、ジャスミン革命やエジプトの民主化運動を見れば、
圧倒的多数の一般大衆の民主化運動(たぶん、それのみ)がシリアのホントの民主化を進める事が出来るし、シリアの歴史を進める事が出来る。
と思う。