映画「ゴールデンカムイ」実写版 | 【思い出に変わるまで】

【思い出に変わるまで】

長期人工透析をしていた夫が亡くなった後のおひとりさまの日常 

映画「ゴールデンカムイ」を観た

 

 

日露戦争の時代

 

アイヌ民族が集めた

 

大量の金塊をめぐって

 

帝国陸軍、新選組の土方歳三

 

主人公の杉元佐一とアイヌの娘アシリパが

 

壮絶な争奪戦を繰り広げる

 

樺太、ロシアにも広がる壮大なストーリー

 

 

 

 

 

漫画原作の実写版は

 

基本的に観ないことが多い

 

 

「進撃の巨人」など

 

アニメの素晴らしさを見てしまうと

 

実写版を観る勇気が出なくて・・・

 

 

「進撃の巨人」はアニメ完結しました

 

内容が凄すぎてしばらくは

 

放心状態でした

 

 

 

 

 

ゴールデンカムイは

 

地上波やBSテレビで

 

今も再放送しているし

 

アベマTVでもよく一挙放送をしている

 

とにかく面白いので

 

ぜひ観ていただきたい

 

原作は完結していますが

 

アニメはまだ途中です

 

 

 

 

映画ゴールデンカムイはネットで

 

「俳優さんがとても頑張っている」

 

「原作にかなり忠実」と

 

書き込まれていたので

 

全然期待せずに観に行った結果

 

これはアリだなと思いました

 

 

映画観るまでは

 

アシリパ役の女優さんも

 

イメージと違うと思ったけど

 

動きも表情もセリフもアシリパだった

 

 

白石なんか白石すぎて

 

笑っちゃったし

 

 

牛山のおでこも

 

あのままでした

 

 

 

ただ原作のストーリーが長い為

 

映画ではほんのさわりだけ

 

 

え?ここで終わり?と

 

思ってしまいました

 

 

続編があるようなので

 

期待したいです

 

 

実写でよかったところは

 

アイヌ民族の家の様子や

 

言葉やしぐさのリアル感がすごい

 

 

 

食事する時に言うアイヌの言葉

 

「ヒンナ」というのは

 

「おいしい」ではなく

 

「感謝する」というのも

 

実写版で初めて知った

 

 

 

 

 

最近見たEテレのアイヌ民族の

 

ドキュメンタリーで

 

男性が今も差別されていると話していた

 

基本自分がアイヌだとは言わないそう

 

 

男性の親、祖父母の世代は

 

かなりひどい差別をされていたので

 

父親はアイヌの文化を息子に伝えようとは

 

しなかったと話していた

 

現代でも差別されているとは・・・

 

 

 

 

映画に出てくる

 

アイヌのおばあちゃん「フチ」も

 

フチ本人としか思えなかった

 

アイヌ語しか話さないのに

 

すごく気持ちが伝わってきた

 

 

 

主人公の杉元佐一も

 

山崎賢人がかなり役作りをして

 

がんばって演じていた

 

「不死身の杉元」に

 

ちゃんと見えました

 

 

 

役者さんすべてが

 

こんなに役になりきろうと

 

がんばっている映画は

 

久々に見た気がした

 

 

 

 

この長さだと原作終わるまでに

 

20作品以上はかかるから

 

「男はつらいよ」の寅さんみたいに

 

何十年もかかっていいから

 

作り続けてほしいです