善通寺 弘法大師生誕1250年 | 【思い出に変わるまで】

【思い出に変わるまで】

長期人工透析をしていた夫が亡くなった後のおひとりさまの日常 

善通寺(ぜんつうじ)
香川県善通寺市善通寺町 3-3-1
 

弘法大師空海が御生まれになった土地

 
姉がどうしても行きたいと言うので
 
こんぴらさんを登ったあと
 
ヘロヘロのまま行きました
 
 

五岳山 善通寺の創建は『多度郡屏風浦善通寺之記』(江戸時代中期成立)

唐より帰朝されたお大師さまが、御父の寄進した四町四方の地に、

師である恵果和尚の住した長安・青龍寺を模して建立したお寺で、

大同2年(807)臘月(陰暦12月)朔日に斧始めを行い、

弘仁4年(813)6月15日に落慶し、父の諱「善通(よしみち)」

をとって「善通寺」と号したと記されています。


鎌倉時代に佐伯家の邸宅跡に「誕生院」が建立され、

江戸時代までは、善通寺と誕生院のそれぞれに住職をおく

別々のお寺でしたが、明治時代に至り善通寺として

一つのお寺となりました。

現在は真言宗善通寺派の総本山であり、

また四国八十八ヶ所霊場の75番札所でもあります。

(HPより)
 
予備知識なく行ったので
 
駐車場に車を止め
 
そのまま入った場所が西院でした
 
 
パゴダ供養塔
パゴダ供養塔は、太平洋戦争中にビルマ戦線で亡くなられた全国18万有余の方々、ビルマ国独立のために戦死した人々、イギリス・インド軍の戦士の霊を合祀しています(HPより)
 
祖父がビルマで戦死しているので
 
姉とおまいりさせていただきました
 
ここも導かれたのかも
 
おじいちゃん、おばあちゃんと
 
あの世で仲良く暮らしてね
 
 
 
 
 
御影堂(お大師さまの生家佐伯家があった場所)
 
御影堂奥で瞬目大師(めひきだいし)の像が
 
御開帳されていました
 
 
受付でチケットを購入し
 
御影堂へ
 
 
人数が何人か集まると
 
僧侶の方の説明が始まり
 
瞬目大師像を拝見した後は
 
お堂を出る前に
 
別の僧侶の方にお祓いされた後
 
建物を出ました
 
 
お大師さまと
 
お母様の愛情がとても
 
感じられるお話でした
 
 
 
 
 
瞬目大師(めひきだいし)の御開帳
 
 
 
 
 
 
御影堂地下の御戒壇巡りもしました
真っ暗ですが怖くなかったです
 
お大師さまが御誕生された折に
 
用いられた産湯の井戸や
 
宝物館ではチベット密教展が開催中
 
御戒壇巡りと一緒に拝観できました
 
 
20代の時チベット密教にがっつり
 
ハマりましたので
 
チベットの仏画(タンカ)や曼荼羅を
 
拝見できてとても嬉しかったです
 
 
姉に一生懸命説明していたら
 
マニアックすぎて
 
「あんた若い頃チベットに
 
ハマってたの思い出したわ」
 
私もこんなにおぼえてるとは
 
正直意外でした
 
チベットも真言宗も
 
密教つながりなんですね
 
 

西院には授与所や納経所もあります
 
生誕1250年の記念グッズがたくさんあり
 
アニメキャラのようなTシャツも可愛くて
 
かなり迷いましたが
 
キーホルダーにしました
 
おばさんはTシャツ着る
 
機会がないですし・・

 
 
 
 
お遍路さんもいらしてました
 
お大師さま誕生のお寺なので
 
こちらをお遍路の出発地にする方も
 
いらっしゃるそうです
 
 
 
 
 
 
 
 
西院から東院へ
 
 
 
 
 
東院も立派な建物がたくさんあり
 
御開帳もされていて
 
場のエネルギーの強さに
 
倒れそうになりつつ歩いていました
 
 
 
 
こちらの御神木が凄くて
首が痛くなるほど見上げていました
 
 
 
 
 
五重塔も公開されてましたが
時間切れでした
 
 
 
 
 
 
金堂 御本尊薬師如来
 
 
1250年記念でイベントが多く
 
普段見られない仏様も御開帳されていました
 
 
他にも見たい場所がたくさんありましたが
 
時間切れであきらめました
 
 
 
気力体力が限界で
 
後ろ髪ひかれつつ
 
お大師さまにお別れしました
 
 
この後ホテルに戻って
 
頭痛と吐き気に襲われ
 
次の日の夕方ぐらいまで
 
しんどかったです
 
 
 
救急外来行くべきか迷いましたが
 
体調不良ではないなと
 
わかっていたので
 
そのまま水分摂取や
 
ゼリーを食べてしのぎました
 
 
 
次の日温泉の銭湯をさがして
 
朝と夜に入ったら
 
すっかり元気になりました
 
松山は銭湯の金額で
 
温泉に入れていいですね
 
 
夜にはかなり回復しましたので
 
”御神気あたり”だと思います
 
 
一日にこんぴらさんと善通寺は
 
私にはパワーが強すぎたのかも
 
でもどちらも素晴らしい場所でした