今は洋服屋さんや雑貨屋さんでもオシャレな観葉植物が売られるようになりました。普段お花屋さんやホームセンターなどに行かれない方も簡単に手に取れますね。

 

そのようなお店で売っているというのは、植物も重要なインテリアの一つということなんだと思います。

大きさ、葉っぱの色、形でお部屋の雰囲気が変わりますし、実際、モデルルームには必ずぴったりの観賞植物が置かれお部屋を引き立てています。

 

でもモデルルームの北向きの部屋にパキラとか、食卓テーブルにカサブランカの大輪とか、それは現実ではありえない。

北向きの室内ではパキラは枯れてしまうし、せっかくのカサブランカの芳しい香も、食卓にあってはお食事の邪魔になります。

 

世話をしなかったら枯れるのは当然ながら、世話をしたら大きくなります。なり続けます。もう繁殖、増殖のレベルで大変なことになります。私の友人の家では、引越し祝いにもらったパキラがどんどん成長して天井にくっついちゃってそれでも横向きになって成長し続けすごいことになっています笑。友人は面白がっているので、パキラも自由にしていますが。

多肉植物などもものによっては、増殖して顕微鏡で見たウィルスみたいな形になります。インテリアとしてもう全然相応しくありません。よっぽどハードなインテリアじゃないと、そこだけ別世界になってしまいます。お店に置いてある可愛い形のサボテンなんて、束の間の夢みたいなもんです。

 

 

ちょっと植物を飾ってみるって豊かな気持ちになりますし、インテリアとしても最高です。ですが植物は生き物です。

買ったらそこから何かが一つ始まるのだ、ということも考えておきたいことです。