中谷比佐子先生 お誕生日おめでとうございます。
7月18日がお誕生日だそうで、80歳になったと!
リサイタル&パーティーで、ご挨拶やご祝辞の皆さま口を揃えて
「年齢を知らなかった」
「報せをもらって驚いた」
とおっしゃいました。
私も、驚いた口です。
実は私は中谷先生と父が同じ年なので、年齢を存じ上げておりましたが
それでも日々の活躍ぶりには刺激を受け、尊敬もし、
そして、心のどこかで「年齢間違えているんじゃない?」
「私の勘違いだったかな?」
などと思うこともとても多かったのでした。
一年前のお誕生日にこのリサイタルを決意したそうです。
なんというチャレンジ精神!
会場のすべての人に感動と勇気を与えるものでした。
きちんと発生を学び、口を大きく開けてお腹から声を出す。
80歳の声量って……本当に驚きです。
生のピアノ演奏で、マイクを使わずに歌われたのですから!!
このスタイルと姿勢の良さ!
これは、中谷先生が長年の研究の末に推奨している「湯文字」の効果でしょうか?
私の席は最前列の横だったのでもっぱら横向きで拝見、拝聴していたのですが、
姿勢の良さ、美しさも感動してしまいました。
なんと美しいシルエット!
お色直しは袖の丸みが色っぽい小袖のような、
いわゆる帷子のような麻地の訪問着。
40年前のきものだそうです。
宵待草の譜面が描かれた黒い半幅帯を低めに締めた姿もまた圧巻でした。
この帯の位置、着方、とても楽で美しいので(そして簡単なので)
真似をする人が増えるといいな〜と思いました。
司会をしたのは宮沢巳起代ちゃん♪
ごめんね、横向になっちゃって……
我が編集部のヒロインです♪ 美しい……(*^_^*)
品が良く、主役を立て、お客さまを楽しませるクレバーな進行はさすがでした。
先生をいつも支えていらっしゃる、尊敬する関戸姐さん(年下だけど)は、
途中から頭に大きな水引を付け、後光が差していました(笑)
いつも楽しい関戸姐さん、さすがです。
和の生活マガジン『花saku』は、多くの皆さまに支えられて出来上がります。
この中谷比佐子先生もそのお一人。
いつも温かい励ましや、ご示唆をくださいます。
困ったときはいつも助けてくださいます。
本当に本当に感謝感謝です。
上品な味わいのお料理も、格別でした♪
お料理に鋭い視線をおくっていらっしゃるのはおなじみの丸富の富田清実社長様。
いつもお料理に熱い視線を注ぎ続けるスーパーダイエッターです。
関戸姐さんともすぐに打ち解けていました。さすがです(どっちも)!!
着物連盟の仲崎さん、奥順の社長さん、青山社長さん、藤後さんetc……と、
懐かしい皆さまやいつもお世話になっている皆さまともお会いすることができて
本当に楽しいうれしい1日でした。
79歳で80歳のリサイタルを決意し、
中谷比佐子先生曰く「生まれて初めて努力をしました」と自らおっしゃるその歌声は、心に深く染みいるものでした。一人でピアノの横に立ち10曲余を歌いきるという快挙!
大喝采の嵐でした。
当日は、晴天の猛暑日でしたが、お見えになっていらっしゃる多くの方の着物姿もすばらしく、これが中谷比佐子ワールドなのだと、「つれづれ」のパワーも感じることができました。
大好きな、大坂は丸十呉服店の北山典彦(私はこっそりテニスの王子様と呼んでいる)は
大きな大きな箱を中谷比佐子先生にプレゼントなさってました。
中には何が入っているのでしょうか〜?
そこでは箱は開きませんでしたが、あとから北山社長に「中身はタコ焼きですか?」と
伺いましたら優しい笑顔で笑ってらっしゃいました。
ナンだったんでしょうね〜〜〜(笑)
話しを戻して……
中谷比佐子先生、本当にありがとうございました。
これからも私たちを導いてくださいね。
傘寿おめでとうございます。
そしてリサイタルお疲れ様でした。