「たいようのマキバオーW」全20巻 つの丸 | はじめのいっぽんの新しき物語

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「たいようのマキバオーW」
全20巻
作者・つの丸



たいようのマキバオー17巻~37巻と言っても良い作品です。
それは当初「週刊プレイボーイ」で連載されていたものが、
「週プレイNEWS」に移籍し、
題名も変わったからなんです。

ですからWの1巻は、純粋に16巻の続きであり、
マキバオーが帝王賞を勝った後の話になります。

日本競馬の王者フィールオーライ、そしてフィールオーライの後に続く
ファムファタール。
が凱旋門賞を制覇する為に、話は進んでいく。

そしてヒノデマキバオーが在籍する地方競馬の方には、
サトミアマゾン産駒のアマゾンスピリットが君臨しつづけ、
JRAのダートホースの気まぐれチャンピオンとしてブロックバスターがいる。

フィールオーライは、凱旋門賞の前哨戦フォワ賞で骨折して亡くなってしまう。
後を継いだファムファタールもフィールを尊敬していただけに、
精神的にやられて凱旋門賞をボンバルディエに適いもせず着外に惨敗。

マキバオーは東京大賞典に出るまでに至り、ブロックバスターの2着に入り
地方の年度代表馬に選出された。
ちなみにその年の中央の年度代表馬はファムファタール。

マキバオーはUAEに遠征し、G2・ゴドルフィンマイルを制覇する。
そしてメインのドバイワールドカップは、デカロゴスが、
アマゾンスピリットとブロックバスターを撃破して優勝した。

そして再び帝王賞を連覇したヒノデマキバオー。

再び凱旋門賞の時期がきた。
この年はファムファタールが燃えている。
デカロゴスを倒したと思ったら外から同じUAEのベンダバールが、
優勝を搔っ攫い、ファムは2着・・・
この時の3着がドイツの馬であるムスターヴェルク。

むしろここから最大のライバルはムスターヴェルクだったんじゃないかなぁ?
同年にBCクラシックも制覇した。

ファムファタールは、有馬記念勝利後に引退。
マキバオーは川崎記念を勝って、日本一になる為、
フェブラリーステークスに引退を賭けて出走。
そして見事にフェブラリーS制覇、
ここで2着アマゾンスピリット、3着ブロックバスターを
完全に退けての勝利だった。

そしてマキパオーは日本代表としてドバイWCへ出走する。
しかしここで頑張るもゴール寸前で競争中止に・・・
勝ったのはムスターヴェルク。
2着に地元のベンダバール。

そして日本ではファムの次の世代のダイナスティがダービーを制していた。

マキバオーは、かつてフィールオーライと約束したように世界で、
フィールが待っているであろう凱旋門賞を目指したいと言った。
そして宝塚記念で芝初挑戦、ここで3着だったが、芝でも行ける事がわかった。

そして凱旋門賞。
日本からはダイナスティとヒノデマキバオーの2頭が出走。
マキバオーの執念でベンダバールとムスターヴェルクにクビ差
だけ優位にたったダイナスティがとうとう凱旋門賞を優勝した。

そしてダイナスティは日本で次の馬に託すでもなく、
自ら有馬記念を勝って引退する。

そしてヒノデマキバオーと楽しく余後を過ごした?かな。
結局、ミドリマキバオーは現役にこだわり、
UAE側のコーチになっていたんだけれどもね。

チャンチャン。