僕らの影を追いかけ、
時が急ぎ足で付いてくる。
夕暮れのオレンジと、咲き放った桜、
このままここに、漂っていたいのに。。
乾いた校庭の匂いと、
笑って泣いた校舎の隅っこ。
それから、、
うつむくあの子の横顔。
みんな、僕のこころに置いておくよ。
いつか、ひとり淋しい時、
胸のところのアルバムを思い出せば
僕はきっと、進めるから。
落ち着かない状勢の中、
心の準備もままならないまんま、
仲間と別れ、
新しい生活が始まろうする
若者もいるのでしょう。。
離れても仲間は、
いつも心で、力強くあるものです。
はじめ