6月6日の朝、ナチゅ村の生産者の中村一郎さんが突然亡くなられました。

8日(土) 葬儀が久留米のJAやわらぎ朝妻斎場で行われ参列しました。

昨年、一昨年とかごしま有機生産組合の大和田世志人さん、明江さんが亡くなられ

有機農業の先駆者たちを見送って来ましたが、ここに来て中村一郎さんまで・・・。

ナチゅ村とは、創業以来のお付き合い。中村農園と言えば、甘い人参と深みのあるゴボウ。

筑後地方における有機農業の先駆者として、合鴨農法による米づくりと野菜を中心に3代つづく

名家です。ナチゅ村では、昨年まであったレストランBioraのメニューに欠かせない人参とゴボウ。

一郎さんは、ナチゅ村にはかけがえのない生産者でした。

毎年行われる生産者交流会にも奥さんの枝美子さんと参加され、福岡近隣の生産者だけの

新年会にも参加されて良く酒を一緒に飲みました。僕と同じく大酒飲みでした。(笑)

ところが、今年の1月、脳梗塞で倒れ、幸い大きな後遺症までは行かず4ヶ月の入院と

リハビリで5月末には退院して自宅からの通院リハビリまで回復していた矢先でした。

奥さんを始めとして殆どの人達も突然の訃報に戸惑い、とてもつらい別れとなりました。

今後は、4代目として、長男の優太さんが、跡を継がれ、中村農園を守って行くとの言葉が

深く心に残りました。僕たちも微力ながら、応援して行きたいと思います。

今後とも中村さんの人参、ゴボウ、米みそなど宜しくお願いします。