第347話「出会い話―自然栽培オーガニックパパは素敵! パート1」

ナチゅ村の生産者オーガニックパパ。もう10年以上のお付き合いの生産者です。

最初は、糸島で、「伊都アグリ」を運営しながら、自然栽培野菜を作っていましたが

その後、筑紫野市に拠点を移し、福岡で最初のオーガック認証レストランとして

お店をオープンさせました。不登校、ひきこもりの若者たちを引き受けて、自然農業を

通じて、社会で生きていける様に仕事を創り出しながら農業部門、レストラン部門、

そして、幼稚園や保育園にオーガニック給食を提供しています。大宰府にあるリンデンホール小学校には、

すべてオーガニック給食を提供しています。

いま、全国で不登校、ひきこもりの子ども達は30万人。毎年増え続け、

ここ数年で100万人に達するだろうと予測されています。子ども達がどんどん壊れて行っています!

子どもの貧困問題は深刻です。子どもだけでなく、若者もまた壊れて来ています。

オーガニックパパの代表の八尋さんは、食の荒廃、生まれて来てからの食事や幼児教育の

問題が、不登校やひここもりに繋がっていると考え、幼児からのオーガニック給食の大切さ

を痛感し取り組んでいます。3月24日「日本の食と農を守り子ども達にオーガニック給食を」

もまた、それに繋がる取り組みでした。現在、㈱オーガニックパパには140人もの引き籠りの

若者たちが生き生きと働いています。ナチゅ村もこれを支援し、もっと繋がって行きたいと考えています。

 さて、そのオーガニックパパが3月22日、宗像市日の里にオープンさせた「働くカレー」

宗像本店に行ってきました。1年以上かけてカレーの味を追求しやっと満足なカレーが出来たとの事。

さっそく見学も兼ねて食べに行って来ました。お店は、黒塗りの2階建て。きれいな庭園と機能的な店内。

表で宗像地区の圃場で栽培された自然栽培野菜の販売。もちろんカレーの素材は自家製自然栽培野菜です。

とても美味しいく、味にうるさい家の奥さんも満足!  週末は入りきれないほどのお客様で賑わうそうです。