第372話「出会い話―熊本半導体工場の闇?」

福岡で環境活動をしている友人から、チラシをもらった。

よく見ると、今、不動産バブル、好景気に沸く熊本の菊陽町やその周辺。

日本政府が2兆5000億円も出して誘致した世界一の半導体企業TSMC。

何かおかしい! 何故、美しい田舎の町に台湾からわざわざ来るのか?

半導体工場は、きれいな水を大量に使うと言う(その場合の1日の水使用量は24万t以上)

電力もまた同じく大量に使用する(2019年の電力消費量は、人口2200万人の島国スリランカ

一国を超える143億kwh。台湾では、半導体企業に優先的に水を与えたので農家に大打撃を与えた。

そして、膨大な環境汚染と健康被害。

台湾では、人口透析の患者が世界一、河川の25%が汚染、農地の5%が重金属や化学物質で汚染。

肺がん罹患率もアジア2位とのデータもある。だから九州に来たんだ!!

好景気だと浮かれているどころでは無いのではないか? 

僕もずっと気になっていた「不都合な真実」が徐々に明らかになって来ている。

半導体企業は、先端技術という事で情報公開がヴェールに包まれている。

200種類以上の化学物質を使い、洗浄にはいま日本でも大問題になって来ている有機フッソ化合物(PFAS)

も大量に使われるだろう。しかも、殆どがノーチェックのまま河川に垂れ流し、それは有明海に注ぐ。

 水俣病の悲劇をまた繰り返そうとしている!

このままでは、有明海も汚染され、有明海苔を始めとして、アサリや、ムツゴロウ、エツ、

ワラスボ、クエやクツゾコなど有明海にしか生息しない生物たちも確実に汚染されます。

そして、それを食べる人間にも徐々に汚染が広がります。皆さん、ぜひ熊本県や有明海、

農産物を守る為に、この問題を多くの人に拡げて下さい。ナチゅ村の食べ物、皆さんの食べ物が危ないのです!

 情報が欲しい方は、ナチゅ村 村長までご連絡下さい。