もう2週間以上前の先月の16日、宮司を兼務する市北部の山里集落の小野町(このまち)・小野白山神社の秋季祭を奉仕申し上げたのですが…。

 

 

小野町の町会長をつとめる同級生のオサムちゃんに、朝採ったばかりの茗荷(みょうが)を沢山奉納いただきました。

 

 

茗荷は香辛野菜であるので、生姜(しょうが)や山椒(さんしょう)、山葵(わさび)、辛子(からし)などと共に、香辛料の神を祀る当社祭神「ハジカミ」にも由縁します。

 

 

なので、6月15日の当社「はじかみ大祭(生姜まつり)」でも、中央州浜台の特殊神饌(とくしゅしんせん)に、茗荷も盛り付けます。

 

 

また、ミョウガの英名はJapanese Gingerで、食用で栽培されているのは我が国だけとされています。

 

 

ということで、小野白山神社から帰って、ふたたび当社神前に茗荷をお供えしました。

 

 

その翌日、さっそく茗荷入りの味噌汁が朝ご飯に供されました。

 

 

そして、女房は梅干しを漬けた汁で、茗荷の梅酢漬けを作りました。


 

でも、昔から、茗荷は「物忘れがひどくなる」との俗信があるので、子供のころに祖父から美味くてもあまり食べるなと言われました。

 

 

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