今月末の30日は大安の日曜で午前中は地鎮祭が2件あり、また宮司を兼務する金沢市久安1丁目鎮座の延喜式内・御馬神社の夏越大祓でもあるので、昨日は朝から山道を通ってへ神事用のヒサカキ(非榊=姫榊)を切りに行きました。
 

 

山林に分け入り、枝ぶりのよいヒサカキの群生地を見つけました。

 

なお、雪国の当地は、太平洋側の温暖な地域と違って、真榊が自生しないので非榊を代用しています。

 


 

なんとか、1時間半かけて玉串(たまぐし)用の榊40本を切ることができました。

 

 

地鎮祭での依代(よりしろ)となる神籬(ひもろぎ)用の榊も2本切ったのですが、カラーコーンと比べて大きさが分かると思います。

 

 

神事の修祓(しゅばつ=お祓い)で使う大麻(おおぬさ)用の長めの榊も2本切りました。

 

 

そして、お昼時間となったのですが、女房が会合に出席していて居ないので、公休だった娘と近くの大衆中華のチュー利屋町店に行きました。

 

 

チューの歴史は古く、戦後間もない昭和21年1月に金沢で最初の中華そば専門店として創業しました。

 

 

創業者は水野忠さんといって、今の金沢エムザ(金沢丸越百貨店)の前身である三越金沢店の食堂で、中華料理の調理師をやっていた水野さんが、金沢の繁華街の香林坊で創業し、水野さんの干支が子年(ねずみ)で、名前が「忠」であるところから「チュー」となったといいます。

 

 

チューは、チェーン店というより、金沢を代表するうどん屋のお多福や加登長(かどちょう)と同じように、本店で修行して暖簾分け(のれんわけ)して、県内や富山県にも広く展開していきました。

 

 

お昼時なので駐車場もいっぱいです。

 

 

お料理のサンプルケースですが、どれを見てもおいしそうです。

 

 

大衆中華店は、ラーメンと炒飯を食べればその店の味が分かります!。

 

 

すでに、カウンター席も小座敷も満席状態ですが、小座敷の片隅だけ開いていたので座りました。

 

 

2代目店主のFさんです。

 

ウチの息子とここの次男さんは同級生ということもあって、家族でよく食べに来ます。

 

 

カウンター越しに、注文した料理を調理するFさん。

 

 

注文したラーメン大と炒飯が運ばれて参りました。

 

サービスで自家製漬物(※キュウリの浅漬け)も添えられております。

 

 

で、炒飯(チャーハン)と焼飯(やきめし)の違いは調理法とされており、卵を炒めてからご飯を入れるものを「炒飯」、ご飯を炒めてから卵を入れるものを「焼飯」とすることが多いそうです。

 

 

ですが、チューさんの焼飯は、いっさい卵を使わずゴマ油風味に香ばしく仕上げていて、プロでしか作れない絶妙の味なのです。

 

 

一方、ラーメンの方は、透き通った醤油スープとストレート麺が特徴で、自家製チャーシューとともに、私が子供の頃から慣れ親しんでいる、いつでも食べたくなる味です。

 

 

なお、娘はオムライスを注文したのですが、これも初代店主の頃から味が全く変わっていません。

 

 

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