画像は、社家である当家累代の墓所(神道墓)ですが…。

 

元日の地震発災のあと、お墓は大丈夫だと確認したのに、その後の相次ぐ余震で、被害が生じました。

 

 

まず、一番左側のご先祖様の墓が倒れていました。

 

このお墓は、当家第14代田近對馬守正容(たぢかつしまのかみまさひろ)のもので、「文政十二年(1829)二月十日卯之下刻 宣徳霊神故對馬守正容墓」と刻まれています。

 

ですが、私1人の力では重くて起こせません。

 

 

また、合葬墓である中央の奥都城(おくつき)の棹石(さおいし)が斜めにズレていたので、元の位置に戻そうとしたのですが、なにせ重くって、正面に向けたつもりでもまだ少しズレています。

 

 

なので、昨日の朝、息子夫婦に手伝ってもらって、一番左側のご先祖様の墓石を起こして元の位置に収めました。

 

 

中央の奥都城の棹石も、3人で力を合わせて何とか元の位置に戻すことができました。

 

 

さて、お墓の修復から戻ると、岩手県陸前高田市で生姜を栽培されている岩手の生姜 三陸ジンジャー代表のKさんが、はるばる参拝に訪れました。

 

陸前高田市といえば、13年前の東日本大震災で甚大な津波被害を受けたところです。

 

 

三陸ジンジャーさんには、毎年当社の6月15日の「はじかみ大祭(生姜まつり)」に大生姜をご奉納いただいております。

 

高知県(※生姜栽培日本一)へ向かう途中、今回の能登半島地震で被災した当県へ立ち寄ってくださったのです。

 

 

さっそく、謹製の“生姜シロップ”をご奉納くださり、神前にお供えいたしました。

 

 

この生姜シロップも、今年の大祭にお供え下さるそうです。

 

 

そして、東北を代表する銘菓“かもめの玉子”もお土産に拝戴いたしました。

 

岩手県大船渡市の老舗・さいとう製菓が昭和27年から製造している郷土菓子でもあります。

 

 

実は、この“かもめの玉子”を頂戴するのは2回目となります。

 

11年前に、近くの団地に住む東北出身のY氏にいただいたことがあります。

 

Y氏は縁あって金沢で郵便局勤めをして所帯を持ち、定年後は私と共にボランティアの街頭交通推進隊に身を置く仲間でもありましたが、残念ながら5年前に病没なされました。

 

 

製造元のさとう製菓さんも、13年前の大震災では津波で本社や工場が流出の憂き目に遭い、震災後一丸となって再建を果たされたそうです。

 

 

“かもめの玉子“は、ヨーロッパで最高の権威を誇る国際食品コンクール「モンドセレクション」で、平成2年から3年連続で金メダルを受賞されました。

 

 

神前にお供えしたあと、お下げして家族で頂いたのですが…。

 

 

画像のように本当に玉子の形をしていて、黄身に見立てた餡を薄いカステラ地で包んであり、全体をホワイトチョコでコーティングしてあり、みんな美味いおいしいといって食べました。

 

 

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