去年の12月中頃、イオンモールかほく内のBOOKSなかだへ本を買いに行きました。

 

 

歴史小説コーナーがあって、どれにしようか迷いましたが…。

 

 

2冊買って、ブックカバーを付けてもらったのですが、年末年始忙しくて、なかなか読む時間がとれませんでした。

 

 

でも、2月に入って少し余裕が出来たので、さっそく読み始めることにしました。

 

 

1冊目は、歴史小説家・塚本靑史(つかもとせいし)の『趙雲伝』で、趙雲子龍(ちょううんしりゅう)を主人公にした小説はあまりありません。

 

劉備(りゅうび)や諸葛亮(しょかつりょう)を支えた名将として、三国志屈指の人気を誇る趙雲子龍ですが、公孫(こうそん)氏配下時代から、官渡(かんと)の戦い、赤壁(せきへき)の戦い、入蜀(にゅうしょく)、三国鼎立(さんごくていりつ)、漢中(かんちゅう)攻め等、その波乱の生涯を描いた歴史大河ロマンです。

 

 

私も、これまで横山光輝の漫画『三国志』をはじめ、さまざまな作家の三国志を読み漁りました。

 

 

その中で、主役級といえば、何といっても「桃園の誓い(とうえんのちかい)」で義兄弟の契りを結んだ劉備(りゅうび)・関羽(かんう)・張飛(ちょうひ)の3人です。

 

 

そして、「三顧の礼(さんこのれい)」で軍師に迎えた諸葛孔明(しょかつこうめい)は、後半の主役となります。

 

 

なので、三国志の英雄たちの中で、蜀(しょく)の劉備・関羽・張飛・孔明に、魏(ぎ)の曹操(そうそう)、呉(ご)の孫権(そんけん)がどうしても目立つのですが…。

 

 

準主役ではありますが、私としては豪傑の中で、武力・知力・忠義にすぐれた趙雲子龍が一番好きです!。

 

 

三国志の登場人物ランキングでも、趙雲が1位となりました。

 

1位趙雲 95.9点

2位諸葛孔明 90.4点

3位関羽 90.1点

4位劉備 85.2点

5位馬超 (ばちょう)82.0点

6位張飛 80.2点

7位曹操 76.7点

8位黄忠 (こうちゅう)76.7点

9位甘寧 (かんねい)76.3点

10位呂布(りょふ) 75.6点

 

次いで、私としては、赤壁の戦い(レッドクリフ)を勝利に導いた呉の知将・周瑜(しゅうゆ)が第2位です。

 

 

私個人の第3位は、三国志最後の覇者で魏の将軍・司馬仲達(しばちゅうたつ)です。

 

司馬懿(しばい)仲達は、宿敵・諸葛孔明を倒し、王朝“晋”の礎を築き上げた屈指の軍略家です。

 

 

「死せる孔明、生ける仲達を走らす」の故事が有名ですよね。

 

五丈原の戦い(ごじょうげんのたたかい)の最中に、蜀の丞相(じょうしょう)である諸葛孔明が病没し、蜀軍は撤退。

 

魏の大将軍である司馬仲達は撤退する蜀軍を追撃しようとしましたが、蜀軍が反撃の姿勢を見せたため退却します。その事で人々はこれを揶揄して「死せる孔明、生ける仲達を走らす」と言ったのです。

 

 

そして、もう1冊は伊東潤(いとうじゅん)の『一睡の夢(いっすいのゆめ)』です。

 

先に尽きるのは家康の寿命か、豊臣家の命脈か。まったく新しい家康像を描き出した歴史小説です。

 

 

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