昨日は、金沢市久安2丁目で地鎮祭を奉仕いたしました。
そのあと、宮司を兼務する久安1丁目に鎮座する延喜式内 御馬神社に向かいました。
社務所の座敷に干してあった装束を畳むためです。
今月15日に、御馬神社の御造営三十周年記念大祭を斎行申し上げた際、暑かったので着装した「正服(せいふく)」が汗だくになったからです。
祭典後、すぐさま衣冠(いかん)を脱いでハンガーに掛けて干したのですが、2週間以上充分に干したので畳むことにしたのです。
左から順に「袍(ほう)」「単(ひとえ)」「奴袴(ぬばかま)」です。
神主の正装なので、これ一式で「正服(せいふく)」と呼ぶのですが、夏用の装束なので全て麻製です。
たたんで畳紙(たとうし)に入れました。
「冠(かんむり)」や「垂纓(すいえい)」、「桧扇(ひおうぎ)」、「帖紙(たとう)」、「笏(しゃく)」なども、箱や纓挟板(えいばさみいた)、笏袋にそれぞれ納め、装束といっしょに風呂敷で包みました。
帰って、夏の正服一式を装束箪笥に納めました。
これで、この夏の正服は、来年6月15日の当社「はじかみ大祭(生姜まつり)」まで着ることはありません。
来月の新嘗祭(にいなめさい)からは、正絹(しょうけん)の冬用正服を着用します。
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