昨日は午後より、当社総代会長とともに、神社庁金沢市支部の事務所となっている尾山神社へ向かいました。

 

尾山神社は、加賀百万石の礎を築いた藩祖・前田利家公と正室・お松の方をお祀(まつ)りする神社で、旧社格は別格官幣社(べっかくかんぺいしゃ)です。

 

 

特に、 ステンドグラスが珍しい、国の重文に指定された和洋漢折衷の神門は金沢のシンボルともいえます。

 

 

来年、御鎮座百五十年式年大祭を迎えるので、このような御神門をバックに撮影できる、記念写真フレームが設置されておりました。

 

 

尾山神社の金渓閣(きんけいかく)で、午後3時からの金沢市神社総代会役員会に出席しました。



 

来る11月8日、市内のホテルで金沢市神社総代会総会が開かれるので、会長・副会長以下理事・監事がお集まりになり、事業報告、決算報告、事業案、予算案などが審議されました。

 

 

引き続き、午後4時より尾山神社拝殿で、石川県神社庁金沢市支部の「神宮大麻・暦頒布始奉告祭(じんぐうたいま・れきはんぷはじめほうこくさい)」が斎行されました。

 

斎主の後方は、雅楽を奏楽奉仕する伶人(楽人)で、左から順に龍笛(りゅうてき)、篳篥(ひちりき)、笙(しょう)ですが、真ん中の篳篥奏者は当社禰宜(息子)です。

 

 

これは、祭典開始前に撮った画像ですが、頒布始祭の神饌(しんせん=お供え)十二台です。

 

①米 ②酒 ③餅 ④五穀 ⑤海魚(鯛) ⑥川魚(鮎) ⑦卵 ⑧海菜 ⑨野菜 ⑩果物 ⑪菓子 ⑫塩・水ですが…。

 

鏡餅と五穀の順番が逆のような?。

 

 

神饌は、伝供(でんく)という作法でお供えされます。これは複数の祭員(神職)によって手渡し(リレー)しながら神前にお供えするものです。



 

斎主玉串拝礼です。

 

奉仕員は列拝(れっぱい)します。

 

 

祭典後、斎主より頒布従事者代表である市神社総代会長へ神宮大麻と暦が手渡されました。

 

 

参列を終えて、今度は神饌所(しんせんしょ)前に移動し、祓い清められたばかりの神宮大麻と暦を拝戴しました。

 

これは、前々日に金沢市神道青年会の青年神職が、頒布祭前に市内全神社の大麻と暦等を仕分け奉仕したもので、ウチの禰宜も参加しました。

 

 

車に奉戴して持ち帰りました。

 

当社分の神宮大麻と暦(※神宮大大麻1体、同中大麻3体、大麻1,600体、神宮大暦1冊、神社略暦1,600枚、県神社庁編纂暦300冊等)です。

 

 

これから年末年始にかけて、頒布活動に従事したいと存じます。

 

 

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