一昨日の13日、宮司を兼務する山里の金沢市千杉町・貴船神社の秋季祭で、珍しい長ナスがお供えされました。
今が旬のこの長ナスは、けっこう高齢になられましたが、私の同級生のお母さんが栽培されていて、私が大好物なのを知っていて、たくさん奉納して下さいました。
でも、この長ナスは、最近栽培され方が少なくなって、今では貴重品種です。
焼きナスにすると、普通のナスより甘くておいしいんですよね~。
長いので長ナスなのですが、右のバナナの束と比べても長さが分かると思います。
鮮やかな紫色で本当にきれいです。
女房はさっそくガスコンロで焼いて、焼きナスにしました。
冷めてから皮をむいて、焼きナスの出来上がりです。
夜の晩酌では、すりおろした生姜を添えて、お醤油をかけて焼きナスをいただいたのですけど…。
鯛のお刺身も、兼務神社の秋季祭でお供えされたものを女房がさばきました。
また、長ナスは切り分けて浅漬けにしました。
一方、こちらは普通の大きさの秋ナスですが、3日前のやはり山里の地代町・神代神社の秋季祭でお供えされたものです。
昔から、「秋茄子は嫁に食わすな」ということわざがありますが、諸説あるようです。
これも女房は、ナスのヘタを取り、ボールで塩をからませてから、ビナス(ナス漬けの素)をまぶし、ぬか床に漬けました。
また、秋ナスと一緒に奉納されたインゲンも天ぷらにし、一昨日の晩ご飯で聞し召し(きこしめし)ました。
私は、子供の頃からナスを末広(扇)切りした天ぷらが大好きなんですよね。
そして、昨日の朝ご飯は、秋ナスの糠漬けと、大根の短冊切りの味噌汁で頂戴しました。
そして、お昼は、なすそうめんを食べました
金沢を代表する郷土料理なのですが、これは、正確には茄子の煮麺(にゅうめん)です。
で、これが、金沢の夏の風物詩である“なすそうめん”で、“煮びたし”とも呼びます。
画像は、8月中頃に撮ったものですが、出汁を吸った麺は冷めてもおいしく、暑い夏でもご飯のおかずとして食が進みます。
茄子は、煮ても焼いても、天ぷらにしても素揚げにしても、漬物でも、いろんな調理法で、どんな料理にも化けます。
最後に、7月の兼務神社の月次祭で、こんな白いナスがお供えされました。
調べてみると、「味しらかわ茄子」というそうで、イタリアナスの「グレーテル」に似ていますが、少し形状が違うようです。
料理は炒め系が合うらしく、フライパンにオリーブオイルをひいて、輪切りにしてベーコンとともに塩胡椒して、炒めるとおいしいとのことです。
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