昨日は、午前中、宮司を兼務する神社では一番遠い、白山麓の中宮集落の秋祭奉仕へ向かったのですが、途中、旧尾口村である白山市荒谷の村落手前で車を止めました。
あきらかに、土石流が発生したと思われる場所だったので、車を止めて撮影しました。
来る途中の5~6ヶ所でも、このような土砂災害による復旧工事現場を見かけました。
先月4日の豪雨により、南加賀地方や白山麓では甚大な被害を蒙ったのですが、さらに追い打ちを掛けるように、20日の大雨で山の保水力が限界に達し、このような沢や渓流などに土石流が発生したのです。
道路下の崖も、このように一部崩落していました。
近くの公衆電話ボックスでも、中に土砂が流入した跡がありました。
土石流の現場からしばらく進んで、中宮大橋を渡ると中宮の集落となります。
旧吉野谷村である中宮の集落に到着しました。
家を朝7時40分に出発したのですが、金沢市内で朝の通勤ラッシュに遭ったせいで、片道2時間もかかってしまいました。
中宮区は、かつて白山中宮温泉スキー場があって活気があったのですが、白山市と合併して以降、14年前に休止という名目の閉鎖となってしまいました。
白山七社にして、別宮・佐羅の両社と共に中宮三社と称えられた笥笠中宮神社です。
手水舎では、磐の間から白山伏流水が湧出しています。
午前10時より秋季大祭を奉仕いたしました。
帰路は、来る途中に白山麓の国道157号線沿線で、先述したように土砂災害復旧工事による工事用信号が5ヶ所にわたって設置されていて、待つのが嫌いな私は別ルートを選びました。
木滑(きなめり)から手取渓谷の對山橋(たいざんばし)を渡って河原山へ出て、旧鳥越村経由(県道178号木滑釜清水線)で帰りました。
對山橋の上から撮った手取川の上流(上)と下流(下)ですが、やはりまだ濁ったままでした。
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