GW初日の昨日は、朝から御守や御朱印を求めて多くの方が参拝されたのですが、午後からは予報どおり雨が激しくなり、参拝がピタリと止みました。
私は、午後からも兼務神社の春季祭奉仕に出向いたのですが、横殴りの雨で白衣・袴・羽織がびしょ濡れになってしまいました。
さて、先日、とてもうれしかったことがあります。
車イスの方が御朱印を受けに来られたのですが、遙拝所横に設置したスロープを利用して参拝して下さったからです。
実は、私の母が晩年は車椅子生活を余儀なくされ、そのため22年前に車椅子用のスロープとトイレを設置しました。
しかし、その翌年亡くなってしまい、母の使っていた車椅子用のスロープを、当社遙拝所建て替えの際、改造して障碍者(しょうがいしゃ)や高齢者用に転用したものです。
遙拝所入口の段差プレートも、母が使っていたものをそのまま再利用しました。
また、今年2月に遙拝所参道の改修工事をおこなった際、参拝者がつまづかないように、段差を解消いたしました。
それで、これは本社の社務所に設置したトイレですが、車イス対応にはなっていません。
こちらは遙拝所のトイレですが、これも車イスに対応していません。
しかし、遙拝所に隣接する自宅の角隅にあるトイレは、スロープを使って車椅子のまま入ることが出来ます。
これも、在宅介護だった母の使っていた椅子対応のリフトトイレで、ボタンを押すと便座が電動で昇降しました。
この便座は、母が入院やリハビリのため通院していた、当時の浅ノ野川総合病院のリハビリセンターのトイレと同じものにしました。
ですが、母亡きあと、長年使っていると水漏れするようになり、近所の設備屋さんに修理を依頼したら、漏電の危険もあるので新しいものにした方がいいということで、3年前に同じTOTOの便座に取りかえてもらいました。
以前のようなリフトトイレ(電動昇降機付)ではなくなりましたが、今でも車イスの方の利用が可能です。