昨日は当社の例祭(春季大祭)だったのですが、いつものように朝5時半より遙拝所で神楽太鼓(時報)を奏で、浄衣(じょうえ)を着装して日供祭(にっくさい)を奉仕いたしました。
そのあと、例祭準備のため桜が満開の本社へ向かいました。
制札(せいさつ)にあるように、4月11日は当社の例祭(春季大祭)と定められております。
祭典準備を終えて、午前6時過ぎより1時間ほど境内をお掃除しました。
境内は苔むして本当にきれいです。
朝7時20分、春の交通安全運動期間中なので、近くの横断歩道で、いつもどおり交通推進隊として集団登校児童の見守りと交通整理をおこないました。
一方、禰宜(息子)は、午後2時からの祭典時間以外、朝から遙拝所に一日中詰めて、初穂料を捧げて参拝に訪れる氏子さんの対応を、神楽太鼓を奏でながら行なっていました。
平日ながら、氏子の方々には終日お参りをいただきました。
なお、10日前に氏子全戸へ、ミニ社報の「例祭特集号」を初穂料袋とともに配布いたしております。
そして、私は朝食後、例祭で神前にお供えする山菜を採りに、神役のFさん共に里山へ向かいました。
今冬は2月末までまとまった雪が降ったため、山菜の芽吹きは遅いと思ったのですが、ここ3日ほど暖かい日が続いていたので、期待しながら山の斜面へ駆け下りました。
やはり、ワラビが顔を出していました。
次に、日当たりの良い別の山へ分け入り、1時間半ほどワラビ採りに夢中になりました。
けっきょく、これだけワラビ採ることができました~!。
採れたてのワラビは、さっそくお皿に盛り付け、神前にお供えしたのですが、わずかな量ではありますが、祭典後に参列のみなさんにお下がりとしてお配りいたしました。
また、氏子のIさんより、おはっつぉ(お初穂)の掘り立ての地物タケノコをご奉納いただきました。
このように、春の恵みを神前に捧げました。
そして、午後2時より役員の方々参列のもと例祭を斎行いたしました。
これは、祭典開始前に記念撮影していただいたものです。
画像は、大麻所役(おおぬさしょやく)の神役のFさんです。
宮司玉串拝礼ののち、氏子を代表して各町会長、各生産組合長、責任役員、総代の順に玉串を奉ってご拝礼いただきました。
コロナ禍のため、3年続けて祭典後の山菜料理尽くしの直会(なおらい)は自粛とし、代わりに生姜湯を振る舞い、記念の品(おさがり)を参列のみなさまにお分ちいたしました。
そして、夕食では、今年初のワラビの酢の物に…。
若竹煮とタケノコの天ぷら…。
そして、波自加彌神社なので、筍ご飯に紅生姜と山椒の若葉をたっぷり添えて、タケノコととワカメの味噌汁と共に頂戴いたしました。