兼務神社の春祭がずっと続いていて、今日も金沢市北森本町・川崎神社の春季大祭を奉仕いたしますが、昨日だけオフだったので、当社権禰宜のIDさんと神役のFさんと3人で、早朝より山菜採りに出掛けました。
なお、IDさんは山菜採りが初めてとのことです。
金沢市琴坂町と俵原町(たらわらまち)の町境の尾根道から撮った画像ですが、朝6時なので空気が澄んでいます。
左手奥に見えるのは能登の最高峰・宝達山(ほうだつざん=637m)ですが、右手の稜線の先は富山県です。
ですが、このあたりは金沢市北部の森本地区でも標高が高いせいか、ワラビもゼンマイもまったく顔を出していませんでした。
来週また来ようと思います。
場所を変えるため車で移動の途中、林の中に分け入ってコシアブラを採ってみたのですが、もう化けて大きくなってしまって、食用には向きません。
画像は、一週間前にコシアブラを採った時のものですが、この時はバケツ一杯になるくらい大量にゲットしました。
里山の金沢市四坊高坂町(しぼうたかさかまち)にやって参りました。
先に行った琴坂町より標高が低いので、イタドリがけっこう大きくなって赤く色づいていました。
イタドリも食用の山菜です。
杉林の間から、河北潟の湖面とその先にはサンセットブリッジ(内灘大橋)と金沢医科大学病院、さらに遙か日本海が見渡せます。
ここではワラビを大量に採ることができました。
杉林の中に分け入ってタラの芽も少し採りました。
タラの芽もこれで今季最後です。
午前9時前に帰って、採ってきたワラビを仕分けしたのですが、5㎏以上採って参りました。
ワラビは半分ご近所におすそ分けして、残りはすぐさま重曹と共に茹でてアク抜きをし、水にさらしました。
夜、コウちゃんがやって来て、一緒に一杯呑みました。
酒は、千葉県の醸造元・鍋店(なべたな)が秋田県の酒米で醸した「不動」という辛口のものです。
鍋店(なべたな)は元禄2年(1689)、成田山新勝寺の門前に蔵を構え、酒造りを始めましたが、現在は田園の広がる香取郡神崎町(こうざきまち) に酒蔵を移し、「仁勇・不動」を醸造しているとのことです。
そして、酒の肴の主役はワラビの煮物と酢の物です。
宗二郎がうらやましそうに見ていました!。