トップ画像の、北鉄内灘駅の車庫内にいるのは、東京メトロ日比谷線で活躍した03系で、左は、かつて井の頭線を走っていた元京王電鉄3000系で、北陸鉄道8000系として浅野川線で運用されています。
東京メトロ日比谷線の新車13000系の投入で、同路線から引退が続く03系を、北陸鉄道に譲渡されたのですが、これで、50歳超から30歳に少し若返りされます。
ということで、昨日は、午前10時までに金沢市粟崎3丁目にある市営住宅を目指しました。
しかし、このあたりはあまり来たことがないので、迷いました。
会場となる粟崎町住宅集会所(市住自治会館)に到着しました。
高齢者を対象とした“地域サロン”の講師に招かれたからですが、私も地元地域サロンの代表をつとめています。
1時間お話させていただきました。
終わってから、近くにある北鉄内灘駅に行ってみることにしましたが、内灘駅(うちなだえき)の所在地は、金沢市のベッドタウンとして発展した河北郡内灘町向粟崎(むこうあわがさき)です。
浅電(あさでん)の愛称のある北鉄浅野川線の終点である内灘駅は、北鉄金沢駅から6,8㎞12駅を17分で結んでいます。
さっそく、駅裏の車両基地へ行ってみました。
あった、ありました~。
北陸鉄道へ渡った旧営団地下鉄(現東京メトロ)03系は(03-129と03-829、03-139と03-839)の計4両で、昨年7月にJR線を経由して甲種輸送され、JR西日本金沢総合車両所松任本所で北陸鉄道向けに整備され、このうち(03-139と03-839は)、今年1月11日に内灘駅へ陸送されました。
しかし、未だ浅野川線での本格的な導入には至っていない状態なのは、残念です!。
東京メトロ日比谷線を長年走り続けてきた03系は、近年、地方の鉄道会社から熱い視線をあびているのですが、なぜ人気なのでしょうか?。
それは、昭和63年に登場した比較的新しい車両であること。アルミ製車体で腐食が少ないこと。さらに車体の長さが18m〜18.1mと首都圏を走る多くの車両の長さ20mに比べて短いということがいえます。
そうした利点もあり、現在、長野電鉄、北陸鉄道、熊本電気鉄道に導入され、一部はすでに、長野電鉄3000系、熊本電気鉄道03系として走り始めていますが、北陸鉄道の場合は形式名未定のままです。
帰路、同級生が木越団地でやっている菓子工房 蘭すに立ち寄りました。
オーナーパティシエである彼は、毎年6月15日の当社「はじかみ大祭(生姜まつり)」に、生姜入りの焼き菓子を奉納いただいております。
また、私が宮司を兼務する忠縄神社のある忠縄町で、町会長としても活躍されています。
家族のお土産にケーキを買って参りました。
若い頃、金沢の老舗洋菓子店で修業したので、フランス菓子なのです。
特に、この「白山」という名のオリジナルモンブランは、私の大好物なのであります。