今日は、地元保育所の年長組さん“ひまわり組”の園児たちを招いての「七五三祝まつり」を斎行いたします。

 

さて、大安の昨日は、午前10時より金沢市塚崎町で地鎮祭を奉仕いたしました。

 

 

そして、午後より金沢市北部中山間地の林道を走り抜け、神事用の榊を切りに行きました。

 

実は、この道は当社との関係が深く、金沢市と富山県小矢部市約6キロを結ぶ古道「田近越(たぢかごえ)」で、昨年、文化庁の「歴史の道百選」に追加選定されました。

 

 

ですが、なんかクマやイノシシが出そうな雰囲気です。

 

 

近くには、こんな看板がありました!。

 

石川県内では、11月に入っても人との遭遇が後を絶たず、金沢市田上本町にある介護施設の敷地内で8日午前8時45分頃、「女性がクマに襲われた」と119番通報があり、40代の女性職員が頭部の出血など全身にケガを負い、病院に搬送されました。

 

 

また、同日夜には、金沢市清水谷町の北陸自動車道下り線で乗用車とクマが衝突し、車はバンパーがへこんだ程度で運転の男性にケガはなく、クマは現場で死んでいるのが確認されました。

 

 

県が今月5日までに把握した今年のクマの目撃情報は664件で、過去最多だった平成22年の353件を大きく上回り、ケガ人も8日までに最多の14人に上っています。

 

 

クマのエサとなるブナの実やドングリ、クルミなどが今年大凶作となっているのが原因なんですよね~。

 

 

なので、当社神役のFさんと2人で注意しながら山の中へ分け入りました。

 

 

実際、イノシシの獣道(けものみち)になっていて、猪の鼻先で掘り起こされた穴がいくつもありました。

 

 

このように、イノシシは強靭な鼻で地面を掘り起こして、地中の根やミミズなど何でも雑食します。

 

 

けっきょく、獣道に沿ったところに限って、枝ぶりの良い榊が自生しています。

 

 

なんとか、長めの大麻(おおぬさ)用4本と、玉串(たまぐし)用のヒサカキ(非榊=姫榊)を100本ほど切ることができました。

 

なお、当地は雪国なので、太平洋側の温暖なところとは違い真榊(本榊)が自生していないので、非榊を代用しています。

 

 

神事用の榊が大量に要るのは、もうすぐ収穫祭である新嘗祭(にいなめさい)が始まるからで、これから12月初旬まで、本・兼務社あわせて30社の新嘗祭をご奉仕いたします。

 

画像は、昨年11月23日に斎行された当社の新嘗祭(新穀感謝祭)です。

 

 

また、七五三詣や厄除け、それに地鎮祭等の出張祭も続くので、大麻(おおぬさ)や玉串(たまぐし)用の榊も、これくらいあれば安心です。

 

 

正確に数ええてみたら、玉串用の榊は115本もありました。

 

 

さっそく、榊をバケツの水に浸しました。

 

ですが、これだけの量を生花店で注文すると、けっこうな値段になりますが、当社のような田舎の貧乏神社はなんでも自前で取り揃えます。

 

 
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