いよいよ大年(大歳)となりました。明日の元日は曇りのち雨の予報ですが、雪が降らないのが何よりです。

 

逆に、お正月に天気が良すぎると著名大社に流れる傾向があるので、当社のような田舎の神社は少し天気が悪い方がたくさん参詣されます。

さて、昨日のうちに大方の迎春準備を整えました。

 

 

摂社・諶塀堂(じんべいどう)ですが、我が国に初めて生姜をもたらした朝臣・武内宿祢(たけのうちのすくね)をお祀りしています。

 

 

末社の八幡山稲荷社です。

 

 

歳旦祭にあわせて摂社・諶塀堂と稲荷社にお供えするお鏡餅です。

 

朱色の三方に載せた紅紅の小餅と油揚げはお稲荷さん用です。

 

 

裏参道の車道入り口にも旗を立てました。

 

 

里宮遙拝所の準備も整いました。

 

 

今朝の日供祭にあわせて遙拝所にも鏡餅を献じました。

 

 

また、ご祈祷用の上袋の袋詰め作業もおこない、搬入いたしました。

 

 

こちらは予備です。

 

 

そして、先着20組にお頒(わか)ちする、当社の名を冠した「しょうが神社のしょうが湯」も準備いたしました。

 

 

また、版画の「初夢枕紙」も先着100名用に準備いたしました。

 

 

これは、金沢くらしの博物館が、毎年暮れになると入館者に、この初夢枕紙の版画をプレゼントされているのですが、当社にも毎年原画を1枚お送りいただいているので、それを100枚カラーコピーしたものです。

 

この版画には、七福神の乗った宝船に和歌が書かれています…。


「なかきよの とおのねふりのみなめさめ なみのりふねのおとのよきかな」(永き世の 遠の眠りのみな目ざめ 波乗り船の音のよきかな) 

 

 

それで、この和歌は「回文(かいぶん)」といいます。回文とは、前から読んでも後ろから読んでも同音の文章のことで、「竹薮焼けた」「新聞紙」などのように、終わりがないので、昔からお目出度い文とされてきました。


なので、七福神を乗せた宝船に、この回文が書かれたものを「初夢枕紙」といいます。元旦の夜に、この絵を枕に巻いて寝ると、良い初夢を見ることができると言われています。


昔、神社仏閣では、初詣の参詣者に、このように版画で刷ってお配りしたんですね!。

 

 

で、三が日の初詣りを以下のとおり厳修いたします。

元日 午前零時~午後6時半
2日 午前7時~午後5時
3日 午前7時~午後5時

 

なお、初詣や授与品情報、新春祈願や厄除け等につきましては、神社公式ホームページをご覧ください!。
 

 

みなさん、新しき平成31年己亥(つちのとい)がよい年でありますよう心よりご祈念申し上げ、来年もどうぞよろしくお願い申し上げます!。m(_ _ )m

 

 

なお、多忙につき、三が日をきっちりと奉仕終えるまで、しばらくブログを休止いたします。

 

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