画像は、今朝6時の当社遙拝所前で作成撮影したものですが、現在積雪は3センチほどです。

 

TVの天気予報で、「日本海側を中心に明日にかけて山沿いで○○センチ、平野部で○○センチ降雪が予想され、大雪になる見込み」などと報じていたので、心配しました!。

 

 

ですが、↓↓↓この看板だけは出さないように祈っている次第です。


はじかみ神主のぶろぐ

 

昨日は、雪のため町内会による境内清掃奉仕が中止となり、神役のFさんとともに、しめ縄の張り替えや新しい紙垂(しで)への付け替え作業をおこないましたが、手がかじかんで寒かった~!。

 

本殿、幣殿、拝殿向拝、手水舎、社務所、摂社・末社、第一 ~ 第三石鳥居、遙拝所向拝、同石鳥居、自宅玄関の順に注連縄の紙垂を取り替えました。

 

 

画像は、当家玄関に新しい注連縄を張り替えたものです。

 

社家(しゃけ)である神主の家では、このように玄関に一年中しめ縄を張ります。

 

 

最後に、初詣やその後の仕事始めの年頭祈願で使う玉串(たまぐし)100本に、紙垂付けを行ないました。

 

 

さて、一昨日の28日に、注文した大量の御鏡餅が和菓子屋さんより届けられました。
 

 

当地では、12月29は「九(く)」=「苦」、つまり「苦の餅」といって、この日に餅を搗かない風習がありますが、他県では「二九(ふく)」は「福」につながるので、この日に餅を搗く地域もあります。

 

ですから、金沢では昔から29日を避けて餅つきをするので、28日に配達してもらったのです。
 

 

白白の大中の鏡餅は神社用で、中小の紅白の鏡餅は自宅の御霊舎や各部屋に供えるものです。

 

神社のお鏡餅は基本的に色は「白白」で、全国のお鏡もこれが常識なのですが、TVの「秘密のケンミンSHOW」でも取り上げられたとおり、当県でも金沢とその周辺だけお鏡餅は「紅白」なのです。

 

金沢では、加賀百万石の殿様への献上餅に倣(なら)って、豪華絢爛な紅白の鏡餅を飾るのが当たり前となっております!。
 

 

ですが、神社の神饌(しんせん)としての鏡餅は、全国と同じように白白を供えます。

 

この一番大きい鏡餅は、歳旦祭で御本殿に献じるものです。

 

 

中ぐらいの大きさのものは、当社遙拝所と忠魂殿、それに我が国に初めて生姜をもたらした朝臣・武内宿祢(たけのうちのすくね)を祀る摂社・諶塀堂(じんべいどう)に供え、赤赤の小餅は稲荷社用です。

 

 

で、これは、お正月期間中、奉仕の神職や巫女さん、総代さん方と食べる豆餅です。

 

この後切り分けるのですが、これを焼いて食べるとすごく美味しいんですよね~♪。

 

 

そして、このへらべっ平(ひら平)餅は「のし餅」といいますが、当地の故老は「押し餅」とも呼んでいます。

 

切り分けて主にお雑煮にして食べます。
 

 

でもね~、お餅を食べ過ぎて正月太りしないように注意が必要です!。

 

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