今日は、当社で朝から町内会による清掃奉仕の予定でしたが、積雪のため中止となり、総代さん方とシメ縄や紙垂(しで)の張り替えのみ行ないます。
降雪を見越して、前もって天気の良い日に境内全域の清掃と、社殿内のお掃除を済ませておいtたのが幸いしました。
画像は、今朝7時の当家の庭ですが、夜中に5センチほど積ったようです。
さて、昨日は、宮司を兼務する金沢市南部の久安1丁目鎮座の、延喜式内 御馬神社のすす払いのため朝7時20分に家を出たのですが、雪と通勤ラッシュによる交通渋滞に巻き込まれ、1時間もかかってしまいました。
私の住む市北部と違って、南部の久安は白山に近いせいか雪が多く、7センチほど積もっておりました。
稲荷社も真っ白です。
午前9時前より、権禰宜のIさんとともに、御本殿内陣からはじめて、幣殿、拝殿と順に綿密に拭き掃除をおこないました。
また、総代さん方は、社務所内のお掃除と、社殿のすす払いの2班に分かれて作業が実施されました。
新兵器?なのか、伸縮ポールにモップの付いたものですす払いをおこなっていました。
去年までは、このように長い青竹で煤(すす)払いを行っていました。(※画像は昨年のものです)
すす払いとは、社殿の煤(すす)や塵(ちり)を払い、清浄な気持ちで正月を迎える準備をすることです。
引き続き、注連縄の張り替え作業が実施されました。
極めつけがこのシメ飾りです!。
加賀藩政時代から続く金沢伝統の注連飾りで「数の子飾り」といいます。
金沢城橋爪一の門や県庁玄関に取り付けられる物と同じもので、別名「鶴亀」とも呼ばれています。
亀甲模様に編みこんでいくのですごい技術を要します。この数の子飾りも、すべてのシメ縄も、この神社の総代のYさんが手づくりされたものです。
この注連飾りのみ、15日の左義長で火にくべられますが、もったいない気がします。
そのあと、拝殿向拝(ごはい・こうはい)、大鳥居、末社・稲荷社、手水舎、社務所玄関の順に新しいシメ縄が張られました。
最後に、御本殿の注連縄を張り替えました。
すべての作業を終えて、お昼少し前、整備を終えたばかりの参拝者駐車場の竣工清祓祭を斎行いたしました。
以前のブログにも書いたとおり、かつて築50年を超すボロアパート跡が解体整地され、今年境内地として取得して移転登記を終え、駐車場として工事を行なっていたものです。
鳥居を挟んで左右に広い地面と三角地面の2筆あり、それぞれ玉垣に「参拝者専用駐車場」の看板を取り付けました。
車止めも設置されました。
これで、初詣や左義長に間に合うことができました。
終って、当社に戻るとあまり雪が積もっていなくて、同じ金沢でもこれだけ違うのかと思った次第です。
m(。-_-。)m ↓おねがいします!