初孫のAKIがこたつに入っていると、宗二郎もかまって欲しいのか、やって参りました。

 

 

私が、作詞:筒井敬介 作曲:水谷玲子の童謡「たいこのおけいこ」をうたいながら、こたつの天板を太鼓のように叩くと、AKIは反応していっしょに叩きます。

 

 

つまり、「たいこのおけいこ おとといまでは トントントン トントントン トントントン ト トン~♪」と叩くと、喜んで応えてくれます。

 

 

将来、私や息子(禰宜)の跡を継いで欲しいので、石川県の神主には太鼓が欠かせません!。

 

 

というのは、当県のどの神社にも必ず太鼓が置いてあって、神事の最初と最後に神職は神前へ神楽太鼓を奏でますし、氏子のみなさんも神主は太鼓を叩くものと思っているからです。

 

私は毎朝(※3月~10月末=5時半、11月~2月末=6時)に、御米・御神酒・御塩と御水をお供えして日供祭(にっくさい)をお勤めするのですが、最初に神楽太鼓を奏でます。

 

報鼓でもあるこの太鼓は、氏子の皆さんへの「朝ですよう!」という時報でもあるのですが、石川県の神社では、大規模な祭典での雅楽の奏楽以外は、祭典やご祈祷の前後、あるいは祭礼で参詣者が訪れた場合は神楽太鼓を叩きます。笛の吹ける祭員がいれば神楽笛とも合わせます。


 

今年神役デビューした義弟のOさんは、11月23日の当社・新嘗祭で初めて神楽太鼓を披露することになり、祭典開始前に最後の練習をおこないました。

 

当地では、雅楽の奏楽の代わりに神楽太鼓を奏でて神事をおこなうのですが、Oさんは1ヶ月前から稽古をはじめ、毎日段ボールを叩きながら練習を重ねてきました。

 

 

画像は、今年6月15日の「はじかみ大祭(生姜まつり)」の時のものですが、当社の祭典で雅楽の奏楽を入れるのはこの大祭と…。

 

 

6月5日の招魂社大祭である忠魂殿例祭(地区戦没者慰霊祭)だけです。

 

慰霊祭での雅楽は、伶人(楽人)をお願いする予算までないので、斎主(宮司)と副斎主(禰宜)が奏楽奉仕を兼ね、私が龍笛(りゅうてき)で禰宜(息子)が篳篥(ひちりき)の二管立てとしています。

 

 

なので、禰宜(息子)に小学1年生より神楽太鼓を仕込んで神事デビューを果たしたように、初孫にも同様に伝授するつもりです。

 

 

その初孫AKIの誕生絵馬は、明日奉納奉告祭をおこない、拝殿に掲げる予定です。

 

 

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