昨日も、涼しい内にと朝7時より境内清掃を2時間ほどおこないましたが、汗びっしょりになりました。

 

そのあと、民生委員の仕事で、提出期限が迫っている高齢者福祉保険台帳を清書して、森本市民センターへ提出しました。

 

これは、65歳以上の高齢者を毎年調査するもので、65歳以下の家族と同居されている方は対象外となりますが、独り暮らし世帯、高齢夫婦世帯、高齢者のみの同居世帯、寝たきり・認知症の介護をしている世帯等を訪問し、健康状態を確認しながら緊急時の連絡先などの情報を聞き取り調査します。

 

台帳に登録された情報は、緊急時の支援等に活用するものですが、民生委員には、民生委員法により守秘義務が課せられていますので、個人情報として厳重に取り扱っています。

 

しかしながら、夏の暑い時期に担当区域の家々を訪問するのはけっこう大変で、神社の仕事の合間を縫って行っているので、時間の制約もあります。

 

また、私の担当区域は3町会ですべて当社の氏子区域でもあるのですが、そのうち昭和44年に開発された古い団地町会75戸と、ゴルフ練習場跡地に造成された新しい住宅地50戸も含まれています。

 

昔からの旧集落の家だと、「宮司さんご苦労さん」とすぐに迎い入れてくれますが、住宅団地だと民生委員の身分証明を提示して訪問するのですが、朝・昼・晩と訪問してもいつも留守の家や、個人情報だと頑に拒否する方も中にはおられました。

 

なので、調査には1週間以上かかってしまいました。

 

加えて、旧集落にはけっこう息子夫婦と同居されている家が多く、新しい住宅地は30~40歳が中心なので高齢者はほとんど居住していないのですが、48年前に造成された古い住宅地の方は“団地の高齢化”が進んでいて、独居老人宅や高齢夫婦世帯が年々増えています。

 

これは、高度成長を支えた世代が、昭和40年代から昭和60年代にかけて開発された住宅団地に移り住んだ方が多く、その子の世代が大都市圏で就職したり、新たに別の団地で家を構えたりマンションを購入したりして、親と別居するケースが非常に多いからです。

 

この住宅団地も、20年ほど前までは子供も多く、毎年町内会の夏まつりを催して、バーベキューや模擬店などで賑やかだったのですが、今は見る影もありません!。

 

ですが、新しい住宅団地であっても、今は子供が多く親も若い方ばかりですが、あと20~30年経つと同じように団地の高齢化が進みますし、旧集落の方も、急速に少子高齢化の波が押し寄せています。

 

当県でも、奥能登地区の過疎化が深刻な状態ですが、金沢でも中山間地の過疎が叫ばれています。さらに、団地やニュータウンの高齢化は全国的な問題となっています。

 

省庁や自治体でも統計で示していますが、国や自治体、それに地域住民が連携して、何か解決策でも見出せないのでしょうか?。

 

今夜も、交通推進隊として、支隊員の仲間たちと金沢東警察署に出動して、周辺道路で交通安全を願っての“赤ランプ作戦”を実施する予定です!。

 

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