昨夜は、女房が買ってきたキリンの地域限定ビールの「石川に乾杯・一番搾り」で晩酌をしました。

 

 

麒麟麦酒では、47都道府県の一番搾りを出しているんですけど、実は石川に乾杯は横浜工場の製造で、北陸だと富山と福井は名古屋工場、新潟だと北海道千歳工場で生産されています。

 

 

ですから、キリンビールの工場のある北海道千歳工場、仙台工場、茨城県取手工場、横浜工場、名古屋工場、滋賀工場、神戸工場、福岡工場の一番搾りだけ、下の「取手づくり」の画像のように「〇〇づくり」となっていて、工場のない都府県は各工場分担で製造させ「〇〇に乾杯」の表示になっています。

 

だから、本当の意味での地域限定ビールは、工場のある道県だけの特権のようです!。

 

 

先月、京都で工務店を営んでいる友人のM氏より「京都に乾杯・一番搾り」が1ケース送られて参りましたが、あまりにも旨くて息子と一緒に呑み干してしまいました。

 

京都府産大麦麦芽を使用しているとのことで、「四季折々の食にもよく合う、はんなりを感じる京のほんまもんと呼ぶにふさわしい一番搾りです」とパッケージにはあり、キリンビール滋賀工場製造です。

 

京都と滋賀は隣り同士なので滋賀工場で生産されるのは当然ですが…。

 

 

中部地区に含まれる北陸の富山や福井が名古屋工場製造なのに対し、なぜ石川は横浜工場なのだろうか?。

 

それに、京都のように地元産大麦麦芽を使用とあるのに対して石川はただ単に、「加賀百万石の伝統が磨いた、四季折々の料理に合う、上質な一杯を目指して、すっきりとしたうまみと芳醇な香りを、一番搾りの製法で引き出しました。上質であることが美学、そんな石川の人に楽しんでほしい一番搾りです。」とありますが意味不明です。

 

 

当県にもかつてキリンのビール工場があったんですよね~。

 

平成5年5月に白山市(※当時は松任市)でキリンビール北陸工場が創業を開始しました。

 

白山伏流水を使用した地域限定ビールは、麒麟党の私とってはこの上ない喜びでした。

 

 

ですが、残念なことに、平成22年8月に18年間続いた操業を停止し、閉鎖となってしまいました。

 

 

現在はスマホの液晶パネルなどを生産するジャパンディスプレイ(JDI)の巨大な工場に生まれ変わりました。

 

 

なので、もし今でも北陸工場が操業していれば、「石川に乾杯」じゃなくって、純粋な地域限定ビールの「石川づくり」として生産していたかもしれません!。

 

 

まあ、コクと香りといってますが、酔ってしまえばいっしょですけどね…。σ(^_^;)

 

 

晩酌のあとは、一汁一菜で〆た次第でございみす。

 

 

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