昨日は台風の影響で一日中土砂降りでしたが、その台風も大きくそれて、ひと安堵しました。
今日から秋の全国交通安全運動がはじまるので、交通推進隊としてこれから10日間にわたって毎朝通学路に立ちますが、今夜は金沢東署での出動式のあと、沿道でレッドライン作戦を展開します。
また、今日は午前中、県神社庁神殿の秋祭なので参列の予定です。
さて、先日、「げんげんぼう(幻魚房)」を頂戴しました。
金沢では「げんげんぼう」というのですが、正式には「ノロゲンゲ」という深海魚で、口能登出身の母はその姿から「くにゃら」と呼んでいましたし、お隣り富山県では「げんげ」とも呼び、「水魚」という人もいます。
全身がゼラチン質で覆われた柔らかな白身の深海魚で、底引き網漁に交じって獲れるため禁漁期間の夏は入荷しません。主に日本海側で獲れるので、太平洋側の人には馴染みがないかもしれません。
名の由来は、下の下の魚だとの意味や珍しい深海の魚で「幻魚」だとか数多くあります。近海の魚が豊富な能登や富山では昔は見向きもされず、鮮度落ちが早いこともあり流通しだしたのは戦後のことです。
北陸新幹線が開業してTVで紹介されてからは、コラーゲンたっぷりの魚として一気に人気が出たのだそうです。
刺身で食べると最高なのだそうですが、料理人さんや魚屋さんならいざ知らず、粘質物(ねんしつぶつ)で覆われた身は一般家庭の主婦がさばくのは難しいかも…。
天ぷらや煮付けも美味しいのですが、母が昔作ってくれたように、ぶつ切りにして醤油で澄まし汁にしました。
味噌汁よりだんぜん澄まし汁で、げんげん坊自体からよいダシが出て、プリンのような食感ですごくおいしいですよ~♪。
久しぶりに、コラーゲンたっぷりのげんげん坊の澄まし汁をいただいた次第です!。
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