今日15日は、午前中は宮司を兼務する金沢市横川1丁目鎮座の横川日吉神社、午後からは同市堅田町・譽田別神社(ほんだわけじんじゃ)の春季大祭を、神役のKさんとともに奉仕いたします。

さて、かねてより注文していた境内清掃に用いるパワーブロワーが届いたとの連絡を受け、昨日取りに行って来ました。

兼務神社の総代さんで、金沢市中央農協の部長職で定年になられた方のツテで、JAを通じて求めたものです。


これまで、「神主がこんなものを使うのは邪道だ」と、頑(かたく)なまでに竹箒(たけぼうき)と熊手による清掃にこだわっていましたが、寄る年波には勝てず、とうとう購入してしまいました!。

箒には、魂を「掃き集める」ことや、邪を「払う」ことなどに結び付いた民間信仰があり、掃除の道具ではありますが、祭祀等に用いられてきた神聖な道具でもあったので、箒神(ははきがみ・ほうきがみ)が宿るとも考えられてきました。

亡き祖母の話によれば、明治時代までは出産は血を伴うので産気づくと産屋に隔離されたそうで、その際「掃き出す」の意味で、無事の出産を祈り箒を産屋内に立て掛けたそうです。

ですが、昨年11月の新嘗祭(にいなめさい)前の町内会による清掃奉仕の際、ブロワーを持参した氏子の方が、舞い落ちて雪のように積もったイチョウやケヤキなどの落ち葉を、あっという間に吹っ飛ばす威力をまざまざと見せつけられ、意地を捨てました!。


買うと決めたからには、よりいいものをと思い、東京都青梅市に本社を置く大手農林業機械メーカーである㈱やまびこ(旧共立)の、KIORITZブランドのパワーブロワにしました。

メーカー価格は6万円ちょっとなのですが、周辺器具をあわせて7万円以上するものを、全てひっくるめて5万円を切るサービス価格となりました~♪。


で、先月の県神社庁での役員会の席上で、ブロワーのことについて話をしたら、みなさん全員神社で購入されているとのことで、結局持っていないのは当社だけでした。

さっそくその威力を試そうと、午後から京都からのツアー客の参拝を終えてから実施するつもりでしたが、雨が強くなって断念しました。


これから新芽の季節を迎え、託葉や雄花などが大量に落ちますので、頻繁に活用したいと存じます。

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