今日は当社の例祭です。

ですので、昨日、氏子のIさんより初物の筍が奉納されたので、さっそく神前にお供えしました。

毎春誠にありがとうございます。


また、タケノコの産地である金沢市四坊高坂町のTさんからも筍のお供えがありました。Tさんは私が宮司を兼務する八幡神社の氏子総代でもあります。

これらのタケノコは、今日の例祭に神饌(しんせん)として献じますが、一部は直会(なおらい)の料理に使わせていただきます。m(u_u)m


そして、今朝は5時より準備のため神社へと向かいました。

ここんとこの花冷えで、桜もやっと少し散りはじたところです。


御例祭といっても、当社で年間5回おこなわれる大祭の中で一番さみしいお祭りです。

秋季大祭の時のように神輿渡御(みこしとぎょ)や獅子舞も繰り出さないし、はじかみ大祭(生姜まつり)の時のようなさまざまな神賑わい行事(奉納行事)もないし、祭典だけのお祭りです。


これは、天皇皇后両陛下の御行幸啓を仰いでの第66回全国植樹祭が、当県小松市木場潟で5月17日に開催されるため、記念して植えた県木「アテ(能登ヒバ)」ですが、本日の例祭にあわせて植樹奉告祭と清祓をおこなう予定です。


例祭の準備も万端整いました。


当社の御本殿であります。


これは、神主の大祭時の正装である正服(せいふく)という装束を、私と息子(禰宜)の二領分を大風呂敷で包んだものですが、左の巫女の緋袴(ひばかま)と比べても大きさがわかると思います。

冠や嬰挟み(えいばさみ)、それに木靴の浅沓(あさぐつ)なども入っているため、とても重いです。


準備が終わってから、今度は6時半より当社に仕える神役のFさんとともに、山へ山菜採りに出掛けました。

神前にお供えするワラビは、山の中を駆けずり回っても、わずかこれだけしか採れませんでした。(ノ_・。)


一方、こちらは直会の料理用に採ってきたものですが、天ぷら用のタラの芽です。


こちらも、天ぷら用のコゴミ(クサソテツ)です。


タケノコも天ぷらにします。

この筍は、先日の津幡町浅谷区。少彦名神社の春季祭でお供えされたものを、すぐさま水煮にして保存しておいたものです。

今日はたまたま土曜日と重なったので、娘たちも仕事が休みなので、朝から女房の料理の手伝いをしております。


竹の子の若竹煮です。

前日奉納されたIさん(左)とTさん(右)の筍を煮物にしたものです。


例祭後の直会では、山菜料理尽くしなのであります!。

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