もうすぐ実りの秋を迎えますが、当社では9月から10月にかけて本・兼務社の秋季大祭がおこなわれます。

なにせ、本務・兼務の神社あわせて42社ありますので、全ての秋祭を奉仕終えるのに2ヶ月を要します。

なので、今日は兼務神社各社の総代さん宅へ、秋季大祭のご案内をお届けにお伺いする予定です。なお、白山麓の白山市13社へはすでに区長さん宛て郵送いたしました。



さて、先週末、東京・飯田橋にある㈱G.B.という出版社の編集担当の方よりFAXが送られて参りました。

FAXには「写真素材申請書」とあり、今年10月中頃に出版される『二十四節季から親しむ伝承野菜(仮称)』という本に、当社が野菜(生姜)に因んだ神社なので、神社や大祭時の画像を掲載させていただきたいというものでした。

内容は、昨今注目の集まっている日本各地の伝承野菜を、二十四節季の伝統食を切り口にして紹介するとのことで、A5版、160㌻、オールカラーとのことです。

さっそく、この会社のHPを覗いてみると、けっこうお堅い真面目な刊行物が多かったので許可することにし、編集担当者へメールで画像を何枚か添付して送信しました。

ということで、添付した画像の中から、今年6月15日に斎行された当社「はじかみ大祭(生姜まつり)」のものを何枚か紹介しますが、出版社に提供したものは画像サイズを大きくしましたが、ブログのものは縮小してあります。


幣殿正面の「特殊神饌(とくしゅしんせん)」です。

洲浜台(島台)の上に、社家の当家に伝わる「逆さ御幣」を奉り、その手前の竹筒に境内に自生する山椒を活け、薑(はじかみ=筆生姜)・大生姜・新生姜・小生姜・山葵などを盛り付けます。


本殿前で、当社創建に由来する黄金清水(こがねしょうず)の霊水を沸騰させた大釜に、すりおろした生姜を入れ、「湯立神事」により忌笹(女笹)で謹製した生姜湯を祓い清めます。


祭典終了後、宮司あいさつをする私です。


祭典後の直会(なおらい)の儀では、神職一同が生姜湯を服し…。


世の泰平を祈って、土器(かわらけ)を地面に叩き割ります。


社殿内の参列者をはじめ、境内の参詣者全員にも生姜湯を振る舞います。


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