昨日のブログにも書いたとおり、今日は「河原市用水水道祭」という講社大祭を奉仕いたしました。

社前を流れる河原市用水という灌漑用水が、当社の神の使いである「白狐」の足跡をヒントに、今から320年前に開削されたからで、当社はこの用水の守護神とされているからです。


かつてはこの日にあわせて、地元青年団が神賑わい行事として勧進相撲を催し、「水なし 塩なし 高さ九尺 八幡山(やわたやま)の神事相撲」として、近隣に名をとどろかせたものです。

ですが、先の大戦によって一時中断し、戦後の昭和26年に一度だけ復活しましたが、それを最後に再び復活することはありませんでした。

なお、以下の3画像のみクリックすると拡大します!。


祭典は、午前8時より開始されました。

以前は、午前10時から斎行したものですが、夏の暑い盛りなので、20年ほど前より朝8時からおこなうようになりました。

祭典は各地区を代表して、河原市油水土地改良区の理事さん15名だけの参列ですが、歴史は古く、300年以上続く神事です。

また、この水道祭の祝詞の全文に興味がある方は、
河原市用水水道祭祝詞をクリックしてご覧ください!。


祭典前に、奉仕員のK祭員と巫女(当家の次女)を撮ってみました。大祭と言っても、宮司の私と祭員1名それに巫女の3名による奉仕です。

祭員をつとめる神役(じんやく)のkさんは、母方の祖父に父親と代々、三代にわたって当社に仕えている方で、JRの助役で退職後、当社の神役として祭礼ごとに奉仕いただいております。

神役さんは神職資格はありませんが、加賀地区の各神社に非常勤で仕えている方々で、宮司や神社庁各支部が主催する祭式や神楽(笛・太鼓)などの講習を受け、祭典準備や神饌(しんせん)調理、祭典奉仕に後片付け等、雑用にいたるまで下支えして下さるので、大変ありがたい限りです。

中には、このKさんのように、親子代々にわたって奉仕して下さる方もおられます。


そして、祭典後の直会(なおらい)では、当社の冷たく冷やした生姜湯を振る舞った次第です。

昔は、祭典後、仕出し屋さんで料理を注文して、社務所で直会を催したものですが、飲酒運転のことを鑑み、20年以上前からこのようなスタイルになりました。


当然、参列のみなさんへのおさがりは、当社の“しょうが神社のしょうが湯”であります!。


用水祭のあとは、すぐさま兼務神社の月次祭奉仕に向かいました。


夕方は、当家累代の墓所(奥都城)へのお墓参りであります。

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