明日15日は、当社の社前を流れる灌漑用水の、水利感謝の大祭である「河原市用水水道祭」を斎行申し上げるので、ここ4日間毎日境内清掃をおこなっております。

河原市用水は、今から320年前に、当社の神の使いである白狐の足跡をヒントに開削された用水ですので、当社はこの用水の守護神でもあります。


ですから、社前の用水に架かる石橋の名は、「豊かな狐の恵みの橋」ということで、「瑞狐橋(ずいこばし)」と命名されました。

なお、私の過去のブログ・白狐の伝説もご参照ください!。


ということで、昨日は、御本殿まわりの掃き掃除を綿密におこないました。



で、これは、御本殿を真裏から撮ったものですが、雪国である当地では御本殿などは、こうして下見板で囲って雪害から守っているのです。


こちらは、拭き掃除の際に撮った御本殿の殿内です。

御本殿は昭和10年に、総尾州桧(木曽桧)造りで建立されたのですが、79年経った今でも桧の香りがプ~ンと漂います!。


これは、昭和10年の建立当時の写真です。

本当は、下見板の雪囲いをしない方が断然美しいのですけど、やはり雪や風雨から守るためには仕方がありません!。



そして今日も、朝6時から3時間ほど境内清掃をおこなって参りました。


掃き掃除が終わって、ひと休みしていると、島根県ナンバーの車が駐車場に止まって、夫婦の方がお参りに来られました。

参拝されたあと、「御朱印をお願いします」と申されたので、ご夫婦の朱印帖にそれぞれ墨書の上押印いたしました。

お聞きすると、お盆休みを利用して島根県浜田市から遠路はるばる来られたとのことです。


しかし、最近は御朱印集めがブームなのか、御朱印を求めに参拝される方が多くなりました。

「御朱印ガール」も増えているのだとか…。


当社のような田舎の村幣大社にまで足を運ばれるのですから、一過性のブームではないようです。御朱印集めはとてもいい趣味だとは思うのですけど…。

ただ、「御朱印をお願いします」は良いのですが、「朱印帖は売っていますか?」と言われるとちょっと困ります。

白山本宮・加賀一の宮 白山比咩神社や金沢の尾山神社など、大きな神社ではそれぞれオリジナルの朱印帖を授与所で頒布しているのですが、当社などの弱小神社には朱印帖は置いていないのです。ですから、朱印帖持参でお願いしますね!。


これが当社の朱印です。けっこう大きいので朱肉を付けて押印する際は、けっこう力が要ります。


柘(つげ)に、「延喜式内 波自加彌神社」と刻印されております。

柘は、柘植または黄楊とも書くことから、全体的に黄色がかって木目が細かく硬いので、印材のほかに櫛や将棋の駒としても使われております。


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