今朝は快晴ですっかり春らしくなって参りました。明日から早くも3月なのですね。今日は、旧JA金沢市才田支店2階の講堂で講演を依頼されております。


さて昨日の早朝、当社の総代会長からお電話があり、「宮司、今日は大安やけど空いとるか?」と問われたので…。


私「今日は大安やけど情けないことに何も無いです。午後から医院で定期検診を受けるけど、午前中は空いとります」


総代会長「ほんなら、ワシと一緒に県議会の代表質問を傍聴に行こう!」


私「県議会~?」


ということで、急遽、石川県議会の傍聴をすることになった訳ですけど、私の住む町には20年間放置されたままの広大な県有地があるのですが、その問題について自民党のH県議が代表質問の中で取り上げてくれることになったからです。実は、H県議は私の遠縁にあたります。


私の住む地区は金沢市の最北端に位置し、国道8号津幡バイパスが南北を貫き、すぐ近くには金沢外環状山側幹線とのJCTもあり交通の要所なのですが…。


はじかみ神主のぶろぐ


ですが、能登や富山からこの津幡バイパスを通って金沢市街へ向かう車は異様な光景を目にするのです。


バイパスの車窓からは、河北郡の最南端ということもあって、区画整理事業などで発展し住宅や商業地の密集した津幡町の繁栄を目のあたりにしますが、一歩金沢市に入った途端、右側に広大な遊休地が目の前に迫って来ます。


これが金沢市かと思うくらいさびれた光景です!。


はじかみ神主のぶろぐ


もう20年も前になりますが、農林水産省の補助事業ということで、わが町の先祖代々の農地を有効活用するため県に売却したのですが、その間何の開発もなされていないのです。


そのことは、2年前の県議会9月定例会でも、一般質問で問題提起いただいたH県議のブログにくわしく書かれているので抜粋します。(※勝手に引用してスミマセン!)


もうずいぶん前の話になりましたが、当時の中西石川県知事は地元から強い要請があった森本・花園地区の土地を買い上げるため、その利用目的を「いしかわ農業公園(仮称)」用地としたのでした。(後に巷間では中西知事がやめる間際にドサクサ紛れに買ったと言われている。)


現在、津幡バイパス西側に面した29.2haという広大な面積を持つ用地の一部である二日市多目的広場は、平成12年度の全国スポ・レク祭が終了した後に、一般に暫定開放されたものであり、現在は県民のスポーツ・憩い・レクリェーションの場として、サッカーやグラウンドゴルフなど軽スポーツに利用されています。 


しかしながら、現在の利用状況については、地元とのコンセンサスは充分に図られているとも言えず、地元の二日市や花園地区の方々からは、不満の声が聞こえています。しかし、そもそも中西知事の構想であったといわれる「いしかわ農業公園」については、地元の期待もとても大きかったと聞きますが、一体この構想とはどのようなものであったのでしょうか、誰に聞いてもはっきりしないようです。


いずれにしても、いつまでもこのままにしておくばかりでなく、サッカーのメッカとしてなら、それはそれで結構なのであり暫定利用などとは言わず、日頃から、もっと多くの方々が利用できるように工夫を施した恒久的な整備が望まれると感じますが、皆さんはどうお考えになられるのでしょうか。


とのことで、まさに前知事時代の負の遺産ともいえます。


はじかみ神主のぶろぐ


現在は多目的広場ということで、毎日の閉・開門業務やゴミ拾いや見回りなどは、当町の老人会がボランティアでおこなっております。


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これが、当初、「仮称 いしかわ農業公園」構想として前知事時代に農地を売却して整地されたものですが、現在は暫定的にサーカーグラウンド3面として利用されていますが、トイレも無い状態で、地元の期待を裏切ってサッカー場以外は手付かずのままとなっているのです。


29,2㌶という広大な県有地ながら、農水省枠が足かせとなって、なかなか開発が進みません!。


はじかみ神主のぶろぐ


それで、総代会長の運転する車に分乗して、午前9時半に石川県庁へとやって参りました。



はじかみ神主のぶろぐ


すぐ隣りにある県議会です。


はじかみ神主のぶろぐ


県議会はエレベーターに乗って4階で降りますが、1階の受付でまず傍聴券をもらって、4階で住所・氏名を記入すると守衛さんより、「傍聴」と書いたプレートと氏名を記入した半切り券が手渡されますが、退場の際返さなければなりません。


午前10時の「平成25年度 第1回石川県議会定例会代表質問」開場まで、しばらくロビーで待ちました。


はじかみ神主のぶろぐ


その間、守衛さんの許可を得て議場内を撮影させてもらいました。議会中はマスコミや許可を得た者以外撮影録音は禁止です。代表質問だけあって、地元TV局や新聞各社すべて取材に来ていました。


これが議場です。正面奥が議長席、その手前が質疑応答する演壇です。そして向かって左が、知事・副知事以下県幹部席、右が、前列より順に公安委員長、県警本部長、教育委員長、教育長、選挙管理委員長、人事委員長席で、後列は議会事務局席となっております。


議員席は、一番前が1回生の新人議員の席で、議席を重ねるごとに後列となります。


午前10時丁度に代表質問が開始されました。当然、第一会派の自民党が持ち時間60分の質疑となります。代表質問はその党派を代表して行うもので、国会と同様に党の幹部クラスが行いますが、H県議はまだ50代ながら、20代で市議に当選して以降県議に6期当選のベテランで、この間正副議長を歴任しております。今回は自民党県連幹事長の立場での質問です。


60分弱の、H県議の23項目による質問 のあと、県知事が1時間の答弁と、関係部局が合わせて30分の答弁となり、議長の「暫し休憩」の合図で午前中の代表質問は終わりました。


はじかみ神主のぶろぐ


で、H県議は、「仮称 いしかわ農業公園の活用について、民間への売却を含めて有効利用をお考えいただきたい」と質問されたのですが…。


対する農林水産部長は、「……しばらくは今のままで暫定利用を継続」との答弁でがっかりしましたが、代表質問で取り上げていただいただけでも価値があるのであります。


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