昨日から降り積もった雪は、朝起きると8㌢ほど積もっていました。雪の降りしきる中、夜明けとともに自宅周辺、遙拝所前、本社境内と、3時間ほどかけて除雪しましたが、特に参道石段200段の雪透かしはつらかった~。(;°皿°)
やっときれいに雪を除けたと思ったら、また断続的に降ってきて、現在は積雪量が10㌢を超えました。もうしばらくで3月なのに何でしつこく雪が降るのだろう?。( ̄_ ̄ i)
除雪作業で汗だくになったので、家に帰って肌着を着替えていたら、「行って来まーす」と通勤のため家を出たばかりの長女が、「お父さん、車がごぼったわー!」と言ってすぐさま戻って来ました。
自宅前の敷地に止めてあった車が、雪でスタックしたのです。しかし、「ごぼる」という金沢弁は久しぶりに聞きました!。
実は、昨夜会社から帰った娘は、車を車庫に入れずに外に駐車したものだから、朝、出勤前に車のルーフの雪を落していたら…、
その雪がタイヤのまわりに積もって、「ごぼる」というか、スタックしたのです。
私は、「手助けするか?」と言ったら…。
娘は、「大丈夫」と答えて、自宅からスコップを持ち出してタイヤの前後の雪を除けて、軽くアクセルを踏みながら前進とバックをくり返して脱出しました。雪国の女なので、ちゃんと対処方法を心得ているんですよね!。
金沢弁の「ごぼる」は、このように深雪に足がはまることを意味します。
雪道を歩いていて、長靴が突然「ゴボッ」と沈み込むあの感じです。これはこの「ゴボッ」という音からきているのだと思います。
さて昨日は、夕方に野々市市に住まわれている方が、来週、お父上が手術をされるというので、平癒祈願をおつとめ申し上げました。一心不乱に手を合わせておられたので、私も誠心誠意ご奉仕いたしました。ご快癒を心よりお祈り申し上げます。
祈願の後、「宅配で~す!」とのことで、荷物が届きましたが、奥能登・珠洲市の羽黒宮司さん
のお母上からのものでした。毎年どうも有難う御座います。p(^-^)q
中を開けると高級品の岩海苔の入っていました。岩のりは、寒の入りとともに能登の婦人達が岩場で命がけで採る貴重品です。今年は特に天候が悪く海も時化(しけ)って、しかも大雪だったので岩のり採りは大変だったと思います。大切に少しずついただく次第です。
私の大好物のカジメも入っていました。金沢の人はあまり知らないと思いますが、きざんだカジメに熱々の粕汁か味噌汁をかけると、一瞬にして緑色に変色してトロトロになり、とっても美味なんですよね~。( ̄▽+ ̄*)
カジメ(搗布)は、コンブ科に属する褐色の海藻(かいそう)ですが、古くからヨードチンキなどの素材ともなってきたそうです。
はじめて食べたのは、今から数十年前に朝市で有名な輪島の重蔵神社(じゅぞうじんじゃ)の朝粥講に参加させてもらった折、このトロトロのカジメ汁が供されたのです。この時はあまりの旨さにびっくりしました!。
金沢では絶対に手に入らない食材なので、毎年羽黒宮司さんのお母様がこうして毎年送って下さるのですが、しかもご丁寧に刻んでいただいて誠に恐縮です。これだけあれば、冷凍保存して一年間充分に楽しめます。o(〃^▽^〃)o
珠洲と言えば、銘菓のいも菓子が有名ですが、私はこれも大好きなんですよね。市内には芋菓子の製造店が何社かあるみたいですけど、羽黒宮司さんのお母様から送られてきた芋菓子は、「いもの華」という各賞を受賞したお菓子でした。
家族みんなで「まいうー」と言って頬張っております。(* ̄Oノ ̄*)
この会社の「天空の虹」というバウムクーヘンもご恵送下さいました。さっそく食べると、口の中でいろんな味がコラボしました~♪。
なんでも、イチゴ、パッション、マンゴー、フランポワーズ、メロン、カシスの6種のフルーツと、プレーンの7色で虹色の層を形成しているのだそうです。ですが、私はイチゴとマンゴーとメロン以外のフルーツの名はさっぱり分かりません。(//・_・//)
雪すかしが終わって、やっと遅めの朝食にあり付けました。
さっそく、熱々の長芋のとろろ汁に岩のりを散らせました~。p(^-^)q
除雪で冷えた体にトロロ汁は温まります。岩のりの磯の香がぷ~んと漂いました!。
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