本日は、我が国の建国を祝う紀元節 であります。謹んで奉祝の誠を申し上げる次第です。


そこで、毎朝6時(春夏秋は5時半)からの日供祭(にっくさい)にあわせて紀元祭の祝詞を奏上し、国旗を神社並びに自宅玄関に奉掲いたしました。


ですが、奥能登・珠洲市の羽黒宮司さんのブログ にあるように、氏子の皆さん多数参列のもと盛大に紀元祭を斎行なされますが、自分にはそれだけの甲斐性が無いので、神主として誠に情けない限りです。


今朝の地元新聞にも掲載されたとおり、今日は金沢市の郷友会館で県郷友会主催による「建国記念の日」奉祝の会が開催されるのですが、残念ながら私は宮司を兼務する金沢市北森本町鎮座・川崎神社の鎮火祭なので、参加出来ません。


はじかみ神主のぶろぐ


さて、本年は神宮式年遷宮の年といううことで、氏子の方が真新しいお伊勢様の神棚 をお求めになられたのでご自宅へお持ちし、神宮大麻と当社の神符をお祀りして、奉鎮祭をご奉仕申し上げました。


この茅葺の神宮さまの神棚 は、県神社庁を通して伊勢神宮崇敬会より注文させていただきました。


はじかみ神主のぶろぐ


それで、これまでお祀りされていた古い神棚の方もお祓い致しましたが、後日お焚き上げいたします。


はじかみ神主のぶろぐ


同時に、私が10年前に書いた「雲」という字もお焚き上げします。


神棚上には何もないようにするのが基本ですが、2階建ての場合は、廊下やタンス、押入などがあり、物を置いたり人が歩いたりすることが多いでしょう。ですがこれは、神様に大変失礼にあたります。

そこで、このような場合や、上の階が気になるときなどには、神棚を取り付けた場所の天井に「雲」を付けます。ですから、神棚の上に「雲」を貼り付けるのは、「この上には何もありません」という意味なのです。


そのことは、羽黒宮司さんが神棚に「雲」 と題して、くわしく書かれておられます。


はじかみ神主のぶろぐ

なので、昨日は神棚のお祓いへ行く前に、朝、潔斎(けっさい)をして身を清め、「雲」の字を奉書いましました。
前述のとおり、新しい神棚の上にお貼りいただくためです。



はじかみ神主のぶろぐ


一回目…。


う~ん、なんか線が細いですな。m(u_u)m


はじかみ神主のぶろぐ


もう一度書き直しました。


あまり上手な字とは言えませんが、心を込めて書いたので、まあ、いいか!。


でもね~、毎回字体が違うんですよね…。(_ _。)


はじかみ神主のぶろぐ

左下に、「延喜式内 波自加彌神社宮司之印」という角印を押して完成です!。


はじかみ神主のぶろぐ


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