今週からいよいよ私が講師を担当する高砂大学校(65歳以上の金沢市民の教養講座)の講義がはじまります。


さて、昨日は午前中に兼務神社3社の月次祭(つきなみさい)をご奉仕したのですが、それに先立って朝6時から境内清掃を3時間おこないました。


しかし、作業中汗が滝のように流れ出ました。羽黒宮司さんのブログ を拝見すると、全国でこの夏一番の猛暑だったそうで、石川県も金沢で36.8℃で全国第3位の暑さだったとのことです。なるほど暑いわけですね!。


月次祭から帰ってシャワーを浴びたのですが、しばらくして妹夫婦がやって来ました。今年のおはっつぉ(お初穂・初物)の大・中・小3個の西瓜(すいか)を持って来てくれました~♪。


義弟が会社勤務のかたわら精魂込めて作った西瓜であります。


はじかみ神主のぶろぐ


中の西瓜を神前にお供えして…。


はじかみ神主のぶろぐ


小の西瓜はさっそく社務所のビール冷やし専用の冷蔵庫で冷やしました。


はじかみ神主のぶろぐ


午後3時過ぎ、いつもより少し時間が早かったのですが、夏バテ気味の宗二郎の散歩に行きました。


はじかみ神主のぶろぐ


すると、この炎天下で田んぼの見回りをしていた篤農家のKさんに出会いました。Kさんは私に向かって「宮司、稲穂が出てきたぞ!」と慈しむように田んぼを指差しました。


Kさんは高齢化やサラリーマン化のため耕作を断念した田んぼの請負耕作をおこなっているのですが、年々耕作面積が増えて大変です。


ですが、田んぼを作るのが大好きで誇りを持っているから出来るのでしょう。現在百数十軒あるウチの町内で稲作をしているのはわずか22軒となってしまいました。


古来より、わが国の美称として「豊葦原瑞穂国」と言ってきましたが、正式には「豊葦原之千秋長五百秋之水穂国」(とよあしはらの ちあきのながいほあきの みずほのくに)と申し、千年も五百年も悠久に続く、稲穂の実る美(うま)し国という意味なのです。


私も神主として出来ることは、「秋の実り豊(ゆた)けく、八束穂(やつかほ)の茂穂(しげほ)に成し幸(さちわ)へしめ給(たま)ひ 」と、毎朝5時半からの日供祭(にっくさい)で祝詞を奏し、お祈り申し上げるのみであります。


はじかみ神主のぶろぐ


夕方、冷蔵庫で冷やした西瓜を切ってみました。義弟の話では、今年は西瓜やプリンスメロンなどの生りが悪く、中に鬆(す)が入っていると言っていましたが…。


食べてみると無茶苦茶甘かったです~!。女房は「甘さが深い、格が違う」と表現していました。

はじかみ神主のぶろぐ


何か、梅雨明けしたような感じですが、真夏の日差しをいっぱい受けて、あと1ヶ月半後には加賀平野では秋の刈り入れがはじまります。


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