今月のはじめ、かほく市・賀茂神社のK宮司さんが、おすそ分けだといって鯨肉を持って来てくださいました。ですが、なかなか食べる機会がなくて冷蔵庫で冷凍保存していたのですが、昨夜我が家の食卓にはりはり鍋 があがったのでした。


はじかみ神主のぶろぐ


そこで、なぜ貴重な鯨肉が手に入ったかと申しますと、それにはまず、1月31日の地元新聞の以下の記事をお読みください”!。


能登町の石川県漁協能都支所荷さばき所に31日、同町沖の定置網に入ったミンククジラ1頭が水揚げされた。クジラは体長8・2メートルで、県水産総合センターによると、8メートル以上のミンククジラが県内で水揚げされるのは数十年に一度。日本鯨(げい)類研究所(東京都)は「日本海では最大級」としており、漁協関係者は「あばら骨のすき間に人が中に入れるほど大きく、これほどの大物は初めて」と驚いている。

能登町の波並(はなみ)大敷網組合の漁船の乗組員が30日夕方に定置網に入っているクジラを発見。既に衰弱しており、同日午後7時ごろ、宇出津港に水揚げされた。クジラは31日に競りに掛けられ、地元鮮魚店やスーパーなどに並んだほか、金沢市中央卸売市場にも送られた。

県漁協によると、定置網に入ったクジラは既に衰弱していることが多く、網の外に出すのも困難なことから捕獲できるという。日本鯨類研究所によると、県内の定置網漁では年間20頭前後のクジラが水揚げされるが、体長は4~6メートルが中心という。

能登町とクジラの関係は古く、縄文時代の真脇遺跡からもクジラの骨が大量に出土している。現在でも刺し身や竜田揚げにするほか、皮でだしを取り、すき焼きにするなど、クジラを食べる風習が残っている。


という訳で、当県では縄文時代から鯨を食べる風習があったんですよね~。


私も、鯨のはりはり鍋を食べるのは実に7年ぶりとなります。というのは、ちょうど7年前の2月の今時分、当地は大雪でゴルフができないということで、仲間達とゴルフパックで滋賀県・大津プリンスホテルに1泊して、同じ西武・プリンス系の瀬田ゴルフコース で2日間プレーを楽しみました。


夜は、京阪京津線のターミナルとなっている浜大津駅近くの、名前は忘れましたが鯨やスッポン料理専門の割烹で懇親会を催したのですが、この時食べたハリハリ鍋や鯨の刺身が絶品でした。あまりにも美味しかったので、鯨の刺身を皆でおかわりした記憶があります。


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関西を中心にした鍋料理なのですが、「はりはり」は、水菜の繊維質によるシャキシャキとした食感から来た表現だからです。


で本来、はりはり鍋は鯨肉と水菜で食べるものですが、商業捕鯨が中止され、鯨肉が入手困難になってからは、代わりに豚肉や鴨肉が代用されることが多くなりました。


やはり、熟成したミンク鯨のハリハリ鍋は絶品でございみす♪。小学校の頃、よく鯨肉の竜田揚げが給食で出されましたが、私は大好物でした。


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和銅5年(712))の『古事記』の中で、神武天皇に鯨肉が献上されたという記述があるくらいですから、我が国の鯨食文化は古より息づいているのです。日本の調査捕鯨を邪魔するシーシェパードなるテロ集団がいますが、お前等だって、昔から牛や豚を殺して食べてきた文化の連中じゃないか。\(*`∧´)/


日本では、全国各地で鯨を神として祀る鯨神社があるほか、鯨墓や鯨塚も建立されていて、食用以外にも皮や骨、又は鯨油や鯨ひげなど全てを使い切るのですから、そこには感謝と追悼の念をもって、大切な資源として有り難くいただかなくてはね!。


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