私は、平成16年まで10年ほど地元公民館の文化部長をつとめていたのですが、毎年親子を集めての手づくり教室というのをおこなっていて、竹スキーや角凧、奴凧、万華鏡などを製作したものです。


和凧をつくる場合は、竹ひごなどは全て自分達で山へ竹を伐りに出掛けて作りました。その際は孟宗竹ではなく真竹を八つ割りしてなめした後、鉈(ナタ・ヨキ)で細く削って竹ひごにするのです。


はじかみ神主のぶろぐ


で、これが13年前に私が作った和凧です。当家の渡り廊下に掲げてあるのですが、もう10年も経つと煤けてきましたね。


はじかみ神主のぶろぐ


糸巻きも自家製です。


はじかみ神主のぶろぐ


揚げ糸の接合部分は、釣り糸用のサルカン(ヨリモドシ)を使います。


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この和凧づくりにはお師匠さんがいるのです。お師匠様は金沢日赤病院の真向かいの三馬2丁目でうどんそばの老舗・天一屋を営むご主人なのです。


昨日は、宮司を兼務する久安1丁目の御馬神社に所用で行った際、午後3時頃にちょうど小腹がすいたので立ち寄りました。


はじかみ神主のぶろぐ


店に入ると息子さんが一人前となって店を切り盛りしておりました。


息子さんに、「私は13年前にお父さんに凧の作り方を習った者だけど、おやっさんは元気?」と問うと、ランチタイムが終わって、夕方まで店が空いているので奥で休んでいるのだという。


はじかみ神主のぶろぐ


この店は、手打ちそばと自家製うどん、それに天丼がうまいんですよね♪。


軽いものを食べたかったので、いなりうどんを注文したら、そば茶とそばの揚げたのが出されました。


はじかみ神主のぶろぐ


うどんが出来上がるまで、おやっさんの作った和凧を見学することに…。


左は俳人の加賀の千代女(ちよじょ)で、右は芋掘り藤五郎です。どれも石川県ゆかりの人物です。


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左が前田利家で、右が柴田勝家なのだそうです。


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左がタイガーで、右は鬼かな?。それとも輪島の御陣乗太鼓(ごじんじょうだいこ)の面かな?。


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郷土が輩出した第54代横綱の輪島ですね。


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一目瞭然、桃太郎です。


おやっさんに凧づくりを習った時、口酸っぱく言われたのが、「凧は飾るものではなく揚げるもの」ということです。


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奥の座敷も撮ってみました。さらに店の奥にも和室があって、よく御馬神社の秋季祭の直会(なおらい)で一杯飲んだものです。


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そうすると、ペットボトルで作ったグライダーが飾られていました。おやっさんは凧に飽き足らず、飛行機も製作しているようです。


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このように、エアコンの風を利用して、プロペラが回っておりました。


はじかみ神主のぶろぐ


公衆電話もレトロでいいですよね!。


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いなりうどんが運ばれてきました。これ、利尻昆布とカツオ節(花)、目近節(めぢかぶし)、うるめ節、さば節でダシをとってあるそうです。


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最近は讃岐うどんの全国チェーン店がどこでも幅を利かせているけど、昔ながらの金沢うどんは、手打ち麺も少し柔らかく、甘めのダシがやはり美味しいですよね。


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