昨日まで4日間連続のどしゃ降りでしたね。こんなことは滅多にないことです。それで、昨夜は秋の交通安全運動期間中ということで、交通推進隊の仲間達と金沢イオン前の国道8号線沿いで、金沢東署の交通課の方々と共に赤ランプ作戦を決行いたしましたが、寒かった~!。


さて先日、地元の北國新聞の記者の方から電話があって、七つ橋渡りについて電話取材されたので、そのことを書きますね。


金沢には金沢城と兼六園を中心にして、南北に浅野川と犀川の二つの川が流れています。


この二つの川に架かる七つの橋を、春・秋のお彼岸の中日の真夜中(午前零時)に歩く願掛けの行事が、昔から金沢にはあります。


この七つ橋渡りのご利益は、「寝たきりにならない」、「下(しも)の世話を他人様にかけないですむ」、「下の病にかからないですむ」というものです。


七つ橋渡りにはいくつかの作法があります。


①女性は、白色の新しい下着を身につけること。


②七つ橋の橋を渡り終えるまで無言を守ること。


③お数珠を持ち、渡り始めと終わりに合掌すること。


④必ず一筆書きのように渡ること。


⑤決して後ろを振り返らないこと。


⑥下着は七度水に浸して洗い、それを奉書紙で包み、紅白の水引をかけ、次の彼岸までに箪笥(たんす)に納めておくこと。


⑦水引をかけた下着は、「死後、お棺(かん)に入れて欲しい」とお嫁さんに頼んでおくこと、etc…です。


特に申年(さるどし)は、「難を去る」に通じ、渡る人が多くなる傾向のようです。また、浅野川は犀川に比べ、橋と橋の間隔が狭いので七つ橋渡りには都合が良く、犀川より盛んです。


平成10年より秋の彼岸に、浅野川大橋に近い馬場公民館ではこの七つ橋渡りを計画したところ、毎年数百名の参加者があるのだそうです。


はじかみ神主のぶろぐ

浅野川の七つ橋渡りは、常盤橋、天神橋、梅の橋、浅の川大橋、中の橋、小橋、昌永橋を渡るコースです。


対して、犀川の七つ橋渡りは、歩行距離が長いせいか、ネットで調べても出てきませんでした。


そこで、私なりに上流よりコースを設定してみました。


上菊橋、下菊橋、桜橋、犀川大橋、新橋、御影大橋、御影新橋というものです。御影新橋は歩道専用の新しい橋ですが、そこはご愛嬌です。


はじかみ神主のぶろぐ

金沢に限らず、みなさんの住んでいる地域の橋を七橋選んで、自分なりに実践されてみては…。


他人の世話にならず、ポックリ安楽死を望むというのは、人間にとって一番の幸せなのかもしれませんよ!。


一休禅師に、「人の一番不幸なことは」と問うたところ…。


「母ちゃん死んで、父ちゃん死んで、祖母ちゃん死んで、祖父ちゃん死ぬこと」と言ったそうです。


反対に、「人の一番幸せなことは」と再び問うと…。


「祖父ちゃん死んで、祖母ちゃん死んで、父ちゃん死んで、母ちゃん死ぬこと」と言いました。


つまり、順番どおりが一番の幸せだということです。私の場合は、小学校5年生の時に父が急逝しましたので、この意味を深く理解しているつもりです。


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