民生委員の私は、昨日の午前中、金沢市森本市民センター2Fの会議室で、民生委員の手助けをしてくれる、まちぐるみ福祉活動推進委員の皆さんと合同で研修を受けて参りました。研修のテーマは「金沢の地震対策について」で、金沢市市民局危機管理課の専門委員の方のお話をお聞きしました。


私の住む森本地区から南部にかけて「森本・富樫断層」が、市街地直下を北北東から南南西にかけて横断しており、断層の長さは実に26kmにも及びます。当神社のすぐ近くに断層があることになります。


この断層によって大規模地震が30年以内に起こる確率は0%~5%で、非常に危険な確率なのです。金沢市では、阪神淡路大震災以降さまざまな防災計画を練ってきました。


金沢市では、この断層によって引き起こされる大地震をマグニチュード7,2と想定していますが、県の想定は7,8です。


【液状化】

東日本大震災でも千葉県浦安市などで見られた液状化ですが、マグニチュード7,2では地盤沈下や、マンホールが浮き上がる、建物が傾く、市内中心部から北部にかけての平野部でかなり起きうる確立が高いとのことです。


【火災】

阪神淡路大震災では、発生から2時間以内に火災が発生しましたが、金沢市では直後に発生すると想定しています。


地震による火災は、季節や時間帯によって大きく異なります。一番被害が大きいと考えられるのは冬の18時なのだそうです。暖房器具や夕食準備の時間帯なので類焼被害の拡大が懸念されます。想定出火件数は103、焼失棟数6,840で、木造住宅の密集した市内中心部での被害が予想されます。


また、冬の朝5時に発生した場合は一番最悪で、死者1,436、負傷者11,350、焼失率4,4%と想定しています。


【津波】

東日本大震災以降、危機管理課に問い合わせが多く寄せられているのはやはり津波被害のことだそうです。金沢市では金石地区など沿岸部は心配でしょうね。


実際想定されるのは、日本海側の新潟県沖から東北沖にかけて大地震が発生した場合、能登半島の外海側である金沢沿岸部を襲う津波は2,4m、能登で11mで、特に半島最先端の珠洲市狼煙(のろし)では、狼煙灯台の高さまで津波が押し寄せると警戒しています。


しかしながら、これらの防災計画は東日本大震災以前のもので、市ではより綿密な災害対策を練り直しているとのことでした。


いずれにせよ、市民・県民の防災への日頃の自覚が大切ですよね。なお、金沢市のぼうさいドッとコム に登録してみてください!。


はじかみ神主のぶろぐ


研修が終わって、貸し切りバス2台に乗り込んで、午後から市の施設である湯涌温泉の金沢湯涌夢二館と湯涌江戸村の見学に出発です。


はじかみ神主のぶろぐ


ですが、その前に兼六園側の兼々御亭(けんけんおちん) で腹ごしらえです。


はじかみ神主のぶろぐ


入り口左のアイスやフラッペなどを売る売店には、当社でお祓いをした生姜湯が置かれているのです。冬だと籠に山積みにされているんだけど、夏はあまり売れないそうです。この生姜湯のイラストの原画は私が描いたものです。


はじかみ神主のぶろぐ


1Fにはお土産が売られています。


はじかみ神主のぶろぐ


で、やって来たのは地下2Fの大広間です。


はじかみ神主のぶろぐ


昼間からすごいご馳走です。特に鱧(はも)を加賀伝統野菜の金時草(きんじそう)で巻いた酢の物が絶品でした、ここの料理長は5年ほど前に代わってから、料理がうごく美味しくなりました。


なお、研修中なので禁酒なのです。ノンアルコールビールとウーロン茶が出されました。


はじかみ神主のぶろぐ


ですが、私は我慢できなくて、こっそりと1Fの売店で生ビールを飲んだ次第であります。だって暑いんだもん。


「大正ロマン・夢二館」へとつ・づ・く。

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