昨日より県内は梅雨前線の活発化で激しい雨となり、能登の七尾市中島町では熊木川など3河川が氾濫し、住宅33棟が床下浸水しました。このほか、河川増水で、中島町全域(2186世帯6354人)に避難勧告が出されたとのことです。謹んでお見舞い申し上げる次第です。


さて、今月1日に白山の開山祭がおこなわれましたね。そこで、本年も以下のとおり、白山本宮・加賀一ノ宮 白山比咩(しらやまひめ)神社 さんの特別のはからいで白山登拝をおこないます。霊峰白山は、神の居ますお山なので、登山とは言わず登拝と尊称するのです。


毎年、岐阜県側からのルートの「平瀬道」(6.9km)と、石川県側からの最短コースである「砂防新道」」(6.0km)を交互に利用して霊峰白山を目指しておりますが、今年は登りが「砂防新道」、下山が「観光新道」を利用することにしました。


なお、8月20日(土)~21日(日)は、白山比咩神社奥宮祈祷殿の参籠殿がすでに満員であるため、19日(金)~20日(土)となりましたが、他の団体である加賀市山中温泉の白山神社の氏子さんが大部屋を使われるので、我々は小部屋2室を分宿となります。


また、甚ノ助ヒュッテ(非難小屋)と便所が今夏新しく建て替えられました。


ついては、ご来光を拝したあと、白山山頂にて白山比咩神社神職によるご祈祷をお受けしますので、それぞれの願意とともに当社までお申し込みください。 


1、期 日 8月19日(金)~20日(土)1泊2日


2、集 合 8月19日(金)午前7時までに波自加彌

       神社遥拝所へ集合 定員10名

       ワゴン車2台に分乗(相乗り)して出発


3、日 程 以下のとおり 


8月19日 集合(7:00)⇒白山市鶴来町・白山比咩神社参拝⇒鶴来のコンビでペットボトル・昼食等買出し(個人)⇒白峰⇒市ノ瀬(8:45)→交通規制のため北鉄バスで登山道入り口へ(片道400円)→別当出合より登山開始(9:30/標高1,260m/中飯場まで1.5km)…中飯場(休憩/標高1,540m/室堂まで4.5km)…別当覗きで写真撮影(標高1,750m/甚助ヒュッテまで1.2km/室堂まで3.7km)…甚ノ助ヒュッテで昼食(12:00/標高1,975m/室堂まで3km)※甚ノ助ヒュッテには水・ 便所があります…甚ノ助ヒュッテ出発(12:30/コーライン入り口まで0.5km)…エコーラインと水平道との分岐点…弥陀ヶ原…五葉坂(別名・心臓破りの坂)…室堂平到着(14:30/標高2,450m)…白山比咩神社奥宮参籠殿で休憩・宿泊…高山植物の宝庫室堂平を散策…白山室堂ビジターセンターでコーヒーorビールタイム・同郵便局より白山山頂のスタンプを押した残暑見舞いハガキを送付…夕食(17:00)…直会(なおらい=祝宴のこと/18:30)…就寝(21:00)


8月20日 神社の大太鼓で起床・手洗い(4:00)…山頂へ登拝開始(4:20)…御前峰山頂(4:55/標高2,702m)・万歳三唱(5:10頃)…頂上で写真撮影…白山奥宮で祈祷を受ける…室堂へ下山…朝食(7:00)…部屋片付け・清掃(自分のゴミは全て持ち帰り)…記念撮影・出発(8:00)…黒ボコ岩アより分岐し、観光新道で下山(8:15)…殿ヶ池ヒュッテで小休止(8:40)…別当出合登山口到着(10:30)…別当出合より北鉄バスで市ノ瀬へ⇒市ノ瀬に到着し駐車場へ(10:50)⇒白峰で「トチ餅・硬豆腐・同厚揚げ」と昼食⇒白山市河内江津町の「めおといわ温泉らくよう」で入浴(300円)…⇒帰着・解散(15:00予定)


4、持参品 以下のとおり


リュック、水筒、初日の昼食、雨具(ポンチョ等)、着替え、登山靴又はキャラバンシューズ、厚手の靴下、ゴミ袋、小型懐中電灯と軍手(山頂登頂時)、アマチュアハンディー無線機(免許を持っている方)、ラジオ、下山時の入浴用タオルと着替えやサンダル等(予め車に入れて置くと便利)、酒類・つまみ等


※飲料水やお茶・レモン水などは、ペットボトルに入れて前日自宅で凍らせておくと登山時に解けてちょうど良い冷水になります


※夜間や早朝時は相当冷えます(12月の気温)ので、冬着を必ず持参ください


5、宿泊地 白山比咩神社奥宮参籠殿        


6、申 込 波自加彌神社までお申し込みください


7、その他 ①暴風雨の場合はご連絡の上中止しますが

       小雨決行とします


       ②白山は国立公園です、必ずゴミはすべて

       持ち帰りましょう!


それでは、最後に、昨年の白山山頂でのご来光の様子をアップして、擱筆させていただきます。


朝4時丁度、白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)の奥宮参籠殿の大太鼓による報鼓が鳴り響くと、続々と御前峰(ごぜんがみね)の登山道に、懐中電灯の明かりが点々と一直線に山頂へと続いていきます。


はじかみ神主のぶろぐ


我々のグループも、4時20分過ぎに出発し、午前5時前に山頂へ着いた頃はもう白々としており、奥宮では、神職による日供祭(にっくさい)の準備がおこなわれておりました。


はじかみ神主のぶろぐ


お日の出を待つ間、山頂の岩の上では、先週主任となったばかりの白山比咩神社のS権禰宜(ごんねぎ)が、白山信仰のことや白山の歴史、見渡せる山々について説明しておりました。


はじかみ神主のぶろぐ


同じグループのマリ子さんや…。


はじかみ神主のぶろぐ


チナミさんなど、続々とあがって参りました。


はじかみ神主のぶろぐ


お日の出を待つ善男善女です。8百名はいると思われます。


雲海のはるか彼方には、標高3.036mの御嶽山の姿がくっきりと浮かび上がっております。


はじかみ神主のぶろぐ


5時15分、いよいよ待ちに待った瞬間です。


左より、水晶岳・鷲羽岳(わしゅうだけ)・三俣蓮華岳・双六岳(すごろくだけ)・槍ヶ岳・大喰岳・中岳・南岳・北穂高岳・涸沢岳(からさわだけ)・奥穂高岳・前穂高岳・西穂高岳・霞沢岳etc…。


はじかみ神主のぶろぐ


昨夕は、ガスがかかって、夕焼けがはっきりと観られなかったのですが、この日は素晴らしいご来光が期待できそうです。


なお、画像はクリックすると拡大します。


はじかみ神主のぶろぐ


もう少しだ!。


私は、ひたすら、御皇室の弥栄、国家の繁栄、氏子崇敬者の隆盛、家族の安泰、そして、ブログでコメントをいただいた方々の願意を手を合わせてお祈りいたしました。


はじかみ神主のぶろぐ


白馬・剣・立山・薬師・槍・笠ヶ岳・穂高・乗鞍etc。


そして、槍ヶ岳あたりから、ご来光があがりました。どうです幻想的でしょう。


はじかみ神主のぶろぐ


みなさん、合掌!。


はじかみ神主のぶろぐ


神職の先導で、全員が声高らかに万歳を三唱いたしました。


はじかみ神主のぶろぐ


引き続き、奥宮での日供祭の参列です。


参列者一同は、それぞれの願意でご祈祷をお受けするのです。我々のグループも、全員の住所・氏名を祝詞で奉読していただきました。


はじかみ神主のぶろぐ


斎主玉串に続いて、私がグループを代表して、玉串奉奠(たまぐしほうてん)させていただきました。


はじかみ神主のぶろぐ


祭典後、「とりあえず」と写しました。みんな、清々しい顔をしております。


はじかみ神主のぶろぐ


快晴の日だったので、別山もくっきりと見えます。


はじかみ神主のぶろぐ


室堂平の祈祷殿やセンター、宿泊棟などが、こんなに小さく見えます。


はじかみ神主のぶろぐ


山頂で記念撮影です。


「とりあえず」パシャ!。


はじかみ神主のぶろぐ


室堂へ降りてすぐ、コーヒーを飲みに、センター内の売店へと向かいました。


はじかみ神主のぶろぐ


山で飲むコーヒーは格別です。


はじかみ神主のぶろぐ


私とTさんも、別山を背景にコーヒーを楽しみました。


はじかみ神主のぶろぐ


朝6時40分、朝食の指定時間となったので、すぐさま食道に直行です。


はじかみ神主のぶろぐ


朝食です。海苔の佃煮のチューブと梅干は食べ放題となっております。


はじかみ神主のぶろぐ


朝食後、部屋の片付けをし、ゴミはすべて私のリュックに紐でしばって持ち帰りです。


朝8時少し前、奥宮祈祷殿の前で、S権禰宜や巫女さんと写真を撮りました。


はじかみ神主のぶろぐ


S権禰宜が、法螺貝(ほらがい)を吹き鳴らして、我々を見送ってくれたのでした。


はじかみ神主のぶろぐ


白山観光協会のHP白山ベストガイド をご参照のこと。

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