はじかみ神主のブログ-日の丸弁当 日の丸弁当

今朝、職人さんの日の丸弁当について一部記述しましたが、思い出したことがあったので、加筆します。


当時、職人さんは日の丸弁当だけを持参して、依頼した家の人が、汁物や煮物を副食に出すのが当たり前の時代でした。


さて、もう、25年も前のことですが、石川護國神社に勤めていた時、高額奉納の遺族さん宅へ記念額をお届けするため、先輩のTさんと一緒に車で回っていたところ、ちょうど昼時間となったので、北鉄石川総線の野町駅近くの、うどん屋さんへ入ったときのことです。


うどん屋さんは、津田駒工業というという大きな工場の正門前にあり、中は津田駒の工員さんでいっぱでした。


その中で、がっちりした体格の工員さんが、ガラうどん(素うどん)だけを注文して、大きな日の丸弁当といっしょに食べ始めました。

本当にうまそうに食べているのです。


私は、それを見て、思わずノドをごくんと鳴らし、自分の食べている焼き飯(チャーハン)とかえて欲しい!、と心の中で叫んだのでした。


今年の2月、兼務する御馬神社総代会の新年会が、野町駅前の料理屋で開かれたので、十数年振りに電車で野町駅に降り立ったのですが、そのうどん屋さんは、すっかり新しくなっていました。

しかし、繊維不況の今、工員さん達はどうしているのでしょうか?。


おまけ↓↓↓↓↓今日の昼食


はじかみ神主のブログ-昼飯

私の昼食です。左上から時計まわりに、なすびの米糠漬け、新ジャガのコロッケ、焼き茄子、金沢の郷土料理・なす素麺、鰻丼。

もちろん、波自加彌神社の神主ですから、生姜と山椒をふんだんに使って…!


どうです、うまそうでしょう。(*^o^*)