プロレスバカです。
レッスルマニアに向けて、
今月は気分だけでもアメリカに行ってしまいましょうか。
先日のDDTで動いてる珍様をひさびさに見て、目覚めました。
これで珍助の両国メイニア出場が決まったとかで(笑)
面白かった!
さて、
今回はザッツアメリカンプロレス。
俺が子供の頃に見ていたプロレス。
そんな時代の試合です。
1989年11月15日
リックフレアーvsテリーファンクの世界王座戦のI QUITマッチです。
ピンフォール決着は無く、相手にマイクで「まいった!」を言わせるまで終わらない過酷な試合形式です。
テレ東の世界のプロレスの放送が終わっちゃってからは、アメリカンプロレスはレンタルビデオでしか見れないものになりました。
当時はネットなんかないし、水道橋の某プロレスショップにプロレスビデオを借りに行ったのをよく覚えています。
ネイチャーボーイ・リック・フレアー!
俺にとってのNWAチャンプはやっぱりネイチが一番しっくり来る。そんな時代。
挑戦者は、
テキサス・ブロンコ・テリー・ファンク!
そしてマネージャーのゲーリーハート!!
テリーファンクさんは、80年代前半に全日本プロレスでフォーエバー!さよなら!の引退式があってから、ひと区切りしたイメージですが、
ヒザはボロボロなのに、このあともWCW、ECW、WWFで大活躍するんですよね。
それぞれの年代ごとにテリーファンクは魅力があり、大好きな選手です。
逆水平を受けるテリー。
そのダイナミックなリアクション。人間国宝級なのです。
ヘッドバットをして、自らがフラフラになる。
ヨレヨレの千鳥足となり、こんな事になるシーンが日本でもよく観れました。
バットマンシャツの彼、笑いすぎです!
なんかこんなテンポのプロレスが…
一周して今の俺にはとっても落ち着くのです。
テリーの右ジャブ連打からの左ストレートは無条件で涙が出そうなムーブです。
あと、小さい頃に感じてた事なのですが、
もし将来自分がプロレスラーになったとしても、絶対にハンセンやブロディとは戦いたくない!と思ってました。こえぇから(笑)
リックフレアーやニックボックウィンクルとかなら戦っても良いかな…(笑)
なんて思っていました。
そして今、大人になって改めて映像を見ると…
フレアーの攻撃的な部分がすげー怖いです。
フレアーから強さを感じることがなかった少年時代ですが、それは大きな間違いであり、
フレアーのプロレス…すげー強い。
プロレスを強い弱いで例えたらダメかも知れませんが、フレアー強いです。そして怖いですね。
今さらながら、さすが世界王座を何度も巻いた男であると痛感しております。
フレアーの試合は打撃が多いことも改めて感じました。チョップとパンチが凄い。
そして、足四の字に持ち込むための準備に入るのです。
のらりくらりと下から相手の足を取る技術!
単純にタックルとは呼びたくない気もします。
ロープに相手の足をかけて、
何度もヒップドロップを落とします。
そして、ニークラッシャーなどが決まれば、万事休す!
フレアーの足四の字地獄となります。
足のフックにムダがなく、ほんとガッチリ決まってしまえば抜けられそうにないのが印象的です。
テリーファンクがこれで「I QUIT!」と言いました。
フレアーの勝利です。
試合後、フレアーはテリーに詰め寄り、俺を最高だと認めて握手しろ!と要求します。
テリーは「お前は最高だ!」と握手しました。
さて、
アメリカンプロレスなテンポになってきました。なんか落ち着くんですよね(笑)
なんでだろう?
やっぱり俺は子供の頃から馬場さんの団体のプロレスを見て育ったからなのかなぁ。
さて、
今日は春一番だったとかで。
そろそろ…重いコート脱いで出掛けますか?
もう少し待ちましょうか…
ではでは、
全国三千万のプロレスファンの皆様。季節の変わり目、風邪など引かぬよう頑張りましょう。
♯OUTTA NOWHERE!!