<三椒 8月の俳句 ④> | 俳人ホーム

<三椒 8月の俳句 ④>

昨日今日と、朝はすっかりと秋の気配で、夜中に寒さに目覚めて網戸を締めて回るほど。
さて、そんな秋の気配の中、私の担当も今回で最後となりました。
ちょっぴり秋を感じる句も入れての最終回です。色々と励ましのお言葉ありがとうございました。
来月9月は、京都から北狐さんが担当してくれます。

新涼の日時計少し進みをり

新涼やタオルケットの裏表

無秩序な星に秩序を星座澄む

初秋や長き廊下を風走る


蜘蛛の囲を貫くかまえ蔓の先

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