今日で3度目。やっと少し登場人物の関係がかすかに分かってきたところ。
憎き日本帝国、その具体的対象の伊藤博文。先日の参議院選挙で大躍進した 参政党のスローガンが「日本人ファースト」だったそうだ。選挙が終わるまで僕は、参政党といえば「ニッポンなめんなよ」と書かれた随分以前のポスターが駅からの帰り道に貼ってあるのを始終見て、極右の泡沫政党だという認識でいたから、選挙結果を知って大いに動揺した。日本、そんなにすごいのか。多くの人がそう思っているのだろうか。日本、日本、日本人。毎日の地下鉄の中スマホの中で生きているのかと思うほど、周囲のことを意に介さない奴。狭い車内で足を投げ出したり組んだりする奴、扉が開くや我先に座席に座ろうと突進していく奴。そいつらのほとんどが同じ日本人だ。ヘラヘラ、逃亡者、生前身体硬直、これらは私が名付けたイヤーな奴ら。この人たちも皆、たぶん日本人だ。それはきっと、韓国であれ中国であれベトナムであれ同じだろう。僕の韓国語の恩師がこう言ってくれた。僕が一度も韓国に行ったことがなかった頃だった。韓国人にもいい奴と嫌な奴とがいるだけだ、と。
あまりに卑近なことに引き付けて書きすぎたかもしれないけれど、根拠なき日本人ファースト、とても嫌だ。だから、日本人ワーストの映画を観たいと思った。
