梨木香歩(なしきかほ)さんの書いたおすすめ本を紹介します。紹介は2度目になります。梨木香歩さんは、児童文学作家、絵本作家、小説家として広く執筆活動を行っています。山小屋を持っていて、そこで執筆もされているようですが、自然の中に身を置いて、動物や植物、天気、石などあるゆるものと五感やそれを超えるもので感じ、深く考え、その体験が作品の原動力になっているように思います。

 

軽井沢の自然と共に過ごす時間

写真の出典 丸岡ジョーさんによるPhotoACからの写真

(梨木香歩さんの本とは関係ありません)

 

秘書
     秘書    

梨木香歩(なしき かほ)さんの略歴やプロフィールは次のとおりです。

  • 児童文学作家、絵本作家、小説家。
  • 1959年、鹿児島県生まれ。
  • イギリスに留学し、児童文学者のベティ・モーガン・ボーエンに教えを受けました。
  • 同志社大学卒業後に臨床心理学者の河合隼雄氏の下でアルバイトを経験しました。
  • 霧島と八ヶ岳に山小屋を持っています。琵琶湖畔に仕事場を構えたこともありました。
  • 1994年発表の『西の魔女が死んだ』がデビュー作であり、代表作でもあります。この作品で日本児童文学者協会新人賞、新美南吉児童文学賞、小学館文学賞を受賞しています。
  • 1996年発表の『裏庭』で児童文学ファンタジー大賞を受賞しました。
  • 『家守綺譚』(2004年)が本屋大賞第3位に入賞しました。
  • ほかに『春になったら莓を摘みに』(2002年)、『村田エフェンディ滞土録』(2004年)、『水辺にて』(2006年)、『ピスタチオ』(2010年)、『冬虫夏草』(2013年)、『海うそ』(2014年)、『椿宿の辺りに』(2019年)などの小説や絵本の文、エッセイなど多方面で活躍されています。
  • ガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』を愛読書の1つにしています。また、片山廣子「燈火節」、いぬいとみこ「木かげの家の小人たち」、佐藤さとる「てのひら島はどこにある」がお気に入りの本としています。
  • 鳥や植物などが好きで自然への関心が高いです。ネイチャー・ライティングに意欲的です。カヤックの愛好者でもあります。
本好きおじさん
  本好きおじさん

梨木香歩さんの書いた人気の6冊を紹介します。以下、内容を本ごとにまとめています。


 

 1冊目  

西の魔女が死んだ 文庫・単行本 

著者:梨木香歩 発売日:文庫 2001/8 単行本 1996/3


西の魔女が死んだ

概要

「西の魔女」とは、中学生の少女・まいの祖母のことです。学校へ行けないまいは、田舎の祖母のところで生活することになります。まいは、祖母の家系が魔女の血筋だと聞きます。祖母のいう魔女とは、代々草木についての知識を受け継ぎ、物事の先を見通す不思議な能力を持つ人だと知ります。まいは自分も魔女になりたいと願い、「魔女修行」を始めます。学校に足が向かなくなった少女が、大好きな祖母から受けた魔女の手ほどき。何事も自分で決めるのが、魔女修行の肝心かなめで……。

おすすめポイント!

「自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はありませんよ。」という子供たちへのメッセージ。

こんな方におすすめ!

くよくよ悩んでしまう子どもたちやその子に関係する方へ!

 

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西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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西の魔女が死んだ (新潮文庫 新潮文庫) [ 梨木 香歩 ]

西の魔女が死んだ [ 梨木香歩 ]

著者:梨木香歩 本の書式:文庫 定価:649円

        本の書式:単行本 定価:1,287円


 

 2冊目  

春になったら莓を摘みに 文庫・単行本

著者:梨木香歩 発売日:文庫 2006/2 単行本 2002/2


春になったら莓を摘みに

概要

「理解はできないが、受け容れる」それがウェスト夫人の生き方でした。「私」が学生時代を過ごした英国の下宿には、女主人ウェスト夫人と、さまざまな人種や考え方の住人たちが暮らしていました。ウェスト夫人の強靱な博愛精神と、時代に左右されない生き方に触れて、日常を深く生き抜くことを自分に問い続ける著者が、物語が生れる場所で紡ぐ初めてのエッセイです。

おすすめポイント!

「そうだ。共感してもらいたい。つながっていたい。分かり合いたい。うち解けたい。納得したい。私たちは本当はみな。」との声が聞こえます。

こんな方におすすめ!

著者のイギリスへの留学経験を通して、梨木さんのことをもっと知りたい方へ!

 

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春になったら莓を摘みに (新潮文庫)

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春になったら莓を摘みに (新潮文庫 新潮文庫) [ 梨木 香歩 ]

春になったら莓を摘みに [ 梨木香歩 ]

著者:梨木香歩 本の書式:文庫 定価:649円 

        本の書式:単行本 定価:1,430円


 

 3冊目  

家守綺譚 文庫・単行本

著者:梨木香歩 発売日:文庫 2006/9 単行本 2004/1


家守綺譚

概要

百年少し前、亡き友の古い家に住む作家の日常にこぼれ出る豊穣な気配……天地の精や植物と作家をめぐる、不思議に懐かしい29章。庭・池・電燈つき二階屋と、文明の進歩とやらに棹さしかねてる「私」と、四季折々の天地自然の「気」たちとの、のびやかな交歓の記録。

おすすめポイント!

小説はエンターテイメントであるけれど、紀行文学の素地があるからこそ魅力が増しています。

こんな方におすすめ!

異界の不思議な出来事に邂逅したい方へ!

 

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家守綺譚 (新潮文庫)

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家守綺譚 (新潮文庫) [ 梨木 香歩 ]

家守綺譚 [ 梨木 香歩 ]

著者:梨木香歩 本の書式:文庫 定価:605円

          本の書式:単行本 定価:1,980円


 

 4冊目  

海うそ 文庫・単行本 

著者:梨木香歩 発売日:文庫 2018/4 単行本 2014/4


海うそ

概要

昭和の初め、人文地理学の研究者、秋野は南九州の遅島へ赴きました。かつて修験道の霊山があったその島は、豊かで変化に富んだ自然の中に、無残にかき消された人々の祈りの跡を抱いて、秋野の心を捉えて離しません。そして、地図に残された「海うそ」ということば……。五十年後、不思議な縁に導かれ、秋野は再び島を訪れました。

おすすめポイント!

いくつもの喪失を越えて、主人公秋野が辿り着いた真実とは。

こんな方におすすめ!

人文地理学の研究者になって、架空の島・遅島の気候や風土、習俗をひも解く体験をしたい方へ!

 

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海うそ (岩波現代文庫)

海うそ

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海うそ (岩波現代文庫 文芸298) [ 梨木 香歩 ]

海うそ [ 梨木 香歩 ]

著者:梨木香歩 本の書式:文庫 定価:847円

         本の書式:単行本 定価:1,650円


 

 5冊目  

炉辺の風おと 文庫・単行本 

著者:梨木香歩 発売日:文庫 2023/10 単行本 2020/9


炉辺の風おと

概要

〈山の深みに届いた生活〉に憧れ始まった八ケ岳の山小屋暮らし。石造りの暖炉に薪をくべ、揺らめく炎の語りに耳を傾けます。山庭の細い涸沢には雪解け水が流れ、鳥や草木が刻々と季節のうつろいを告げます。
自然界とのいのちの交流を通し、私たちの〈新たな日常〉を探る地球視線エッセイです。

おすすめポイント!

八ケ岳の山小屋での簡素で豊かな生活自然との共生で感じたこと、コロナ禍の世界で考えたことが綴られています。

こんな方におすすめ!

大自然やゆっくりとした時間の中で自分の人生を考えたい方へ!

 

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炉辺の風おと【毎日文庫】

炉辺の風おと

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炉辺の風おと (毎日文庫) [ 梨木香歩 ]

炉辺の風おと [ 梨木香歩 ]

著者:梨木香歩 本の書式:文庫 定価:825円

          本の書式:単行本 定価:1,750円


 

 6冊目  

ここに物語が 文庫 

著者:梨木香歩 発売日:文庫 2024/5 単行本 2021/10


ここに物語が

概要

人は人生のそのときどき、大小さまざまな物語に付き添われ、支えられながら一生をまっとうする――。『二十歳の原点』『木かげの家の小人たち』『あらしの前』『百年の孤独』。作家・梨木香歩は、どんな本に出会い、どんなことに想いをはせ、物語を紡いできたのでしょうか。過去二十年にわたり綴られた、数多の書評や解説、そして本や映画にまつわるエッセイを通してその思考を追う、たまらなく贅沢な一冊です。

おすすめポイント!

梨木香歩さんが読んでほしいと願う物語たちが、ここにあります。

こんな方におすすめ!

人生を生きる上で、付き添われ、支えられる物語に出会いたい方へ!

 

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ここに物語が

ここに物語が (新潮文庫 な 37-17)

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ここに物語が (新潮文庫) [ 梨木 香歩 ]

ここに物語が [ 梨木 香歩 ]

著者:梨木香歩 本の書式:文庫 定価:781円

          本の書式:単行本 定価:1,760円

 

花の帯

 

本好きおじさん
 
  本好きおじさん

梨木香歩さんは、霧島と八ヶ岳に山小屋を持ち、琵琶湖畔に仕事場を構えたこともありました。自然に恵まれ、変化に富んだ風土、習俗がある場所に住むことで、雑音が入ってこない孤独の中で、自分自身の内面を深く見つめ、考えや行動を省みながら作品作りをされていることもあるかと思います。ご自身もあるインタビューで「何もないところからフィクションの世界を作りあげるほど、わたしは器用ではありません。身のまわりにあるものを手がかりにして、それを物語に編み込んでゆくという書き方しかできない。」と述べています。全部がフィクションのような作品も読みたい気がしますが、それが梨木さんの作成スタイルだと思います。さまざまな経験をされ、感触を味わい、興味がある情報に触れ、じっくり考えた中から、作品が生まれるスタイルなのでしょう。

今回は、梨木香歩さんが書いたおすすめ本を紹介しました。もし、自分に合った本があったら、手に取ってみてください。本好きおじさんからの紹介コーナーでした。じゃあ、また!


 

その他のおすすめ本

 

梨木香歩

『家守綺譚』『沼地のある森を抜けて』の著者が動植物や地理を豊かにえがき、埋もれた記憶を掘り起こす長編小説。 

 

梨木香歩

19世紀末のトルコ。留学生、村田が異国の友人らと過ごしたかけがえのない日々。やがて彼らを待つ運命は。青春メモワール。

 

梨木香歩

慎ましく咲く花。ふと出会った本。見知らぬ人との会話。日常風景から生まれた様々な思いを、端正な言葉で紡いだエッセイ。

 

梨木香歩

持ち主と心を通わすことができる不思議な人形りかさんに導かれて、古い人形たちの遠い記憶に触れた時──。

 

梨木香歩

はじまりは「ぬかどこ」だった。あらゆる命に仕込まれた可能性への夢。人間の生の営みの不可思議。命の繋がりを伝える長編。

 

梨木香歩

荒れはてた洋館の、秘密の裏庭で声を聞いた─教えよう、君に。そして少女の孤独な魂は、冒険へと旅立った。自分に出会うために。

 

 

なお、以前紹介した梨木果歩さんの本は、次の記事へ移動ください。

 

> 【おすすめ本紹介】梨木香歩さんが書いた本なら!

 

最後のお礼

 

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